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【直言】再エネの「失われた10年」を取り戻せ
占部 伸一郎コーポレイトディレクション パートナー
水素、風力発電などのクリーンエネルギーはホットなテーマであり、商社特集の文脈でなく単体での特集を期待します
風力発電は大きな市場が創出され、裾野も広いと言われますが、記事にもあるようによく言われるターゲットは2040年と20年がかりであり、どのタイミングで各社が取り組み始めるかなかなか見通せない
また、コストが下がっていくことが重要としていますが、ヨーロッパのマーケットも見てきた専門家からすると、日本のコスト高のネックはゼネコンとのこと。太陽光でも同様のようですがここが効率化されコストを下げていくような方向に舵を切れるのか、はたまた従来の保護行政の延長なのかが一つの分かれ目に感じます

【三井物産社長】僕らは、脱炭素でも生き残る
占部 伸一郎コーポレイトディレクション パートナー
記事にも出てくるCCS(二酸化炭素の埋蔵技術 capture and strage)、またはCCUSは資源各社の取り組みに必ず出てきます
少し過熱気味でヒステリックにも見える脱炭素の動きですが、こういう分野の研究開発にしっかりお金が回るようになるのは市場原理の面目躍如で、将来のカーボンニュートラルを掲げてしまうと、排出を減らすか、排出したものを相殺するしかなく、もちろん木を植えるのも大事な取り組みですが別の方法で固定化するという方向にもに金をかけざるを得ないようになるし、その技術を開発できれた企業から見れば排出している企業は大きなビジネスにつながる宝の山に見えるように一気に変わるというのが面白いですね

【お金事情】なぜ、東京五輪は中止にならないのか?
占部 伸一郎コーポレイトディレクション パートナー
オリンピックの立て付け、組織構造、金の流れについて知らなかったことばかりで、初めて体系的に理解できました
特にIOCは金銭的にはどのシナリオでも問題ないこと、最も懸念してるのは日本というオリンピックに重要なピースを失うこと、とのこと(最後の部分は著者の解釈も入ってるとは思いますが)
また、中止の場合は東京都および政府が一人負けになるという構造もきちんと理解した上で議論したほうが良いですね
この記事を見る限り、そして昨日の記事の医療提供体制の論点も合わせればどう見ても無観客開催オプションですね
チケット収入は900億円とのことで開催のための変動コストを考えればせいぜい数百億円の粗利程度で、1.6兆円の大会予算から見ても、IOCからもらえる放映権料やスポンサー料の分配金1400億円と比較しても小さい額
様々なスポーツ国際大会が再開してきている中でオリンピックだけ中止する必要もないと個人的には思います

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