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豪、記事対価巡る法案修正で合意 FBはニュース掲載再開へ
鳥居 洋介産経新聞 取締役
メディア側に身を置く立場でのコメントに、正当性があるかどうかは別にして、この問題は巨大テック側が、公正なメディアが作り出すコンテンツを使用するための「基金」を作ることでしか解決しないと思っている。今のようなメディアごとに交渉して、コンテンツ価値を決めるやり方は、やはり歪ではないか。
例えば、売上の何%かをコンテンツ使用料として、基金にプールし、それを各国のメディア団体が、ネット上で使用された頻度などに応じて、各社に配分する。それも大手メディアだけてなく、フリーランスにもしっかりお金が落ちる仕組みを作る。
間違いなく配分の方法などで議論百出だろうが、それを乗り越え、落とし所を作れないようでは、それこそメディアの存在意義が問われることになるのではないか。
大坂なおみ、全豪2年ぶりV テニス四大大会4勝目
鳥居 洋介産経新聞 取締役
大坂なおみ選手が2度目の全豪オープンを制した。心から「おめでとう」、そして「ありがとう」と言いたい。
おそらく、男女合わせて大坂選手がいま最も爆発的で素敵なテニス選手ではないかと思う。
日本人であるとか、ないとか、もちろん少しはあるのだけれど、そんなものを飛び越え、プレーを見ていて、こんなにワクワクする選手は久しぶりだ。
その昔、いつもグラフに競り負けるサバティーニが大好きだったのとは、かなり意味が違う。
性差を超えてチャーミングなのだ。圧倒的に強いのに可愛いのだ。こんな選手は見たことがない。
シャラポワ以来、ショットのたびにこの世の終わりかと思うような声を張り上げる選手が多い中、大坂選手はどんなに深いショットも、鍛え上げた脚力で追いつき、淡々とより深いショットでお返しする。
まれに感情が揺れるのは、自身のプレーに納得がいかなかったときだけた。
2018年、全米オープンで憧れだったセリーナ・ウィリアムズを倒して、グランドスラム初優勝した時の優勝セレモニーは、あまりに異様だった。
勝者に浴びせられた容赦ないブーイング。セリーナを称え、大坂を顧みない大会幹部。そんな中、大坂選手が「こんな結果になってごめんなさい」と謝った瞬間から、時計が動き始めた気がする。
今大会、準決勝であたったセリーナを大坂は、まさに一蹴した。
年間グランドスラム、いけるんじゃないか。
大坂、2年ぶり8強 青山、柴原組も準々決勝へ―全豪テニス
鳥居 洋介産経新聞 取締役
正直に告白すると、第3セットの第5ゲームで、ムグルサに先にブレークされた瞬間、テレビを消して出かけてしまった。
この試合のムグルサは立ち上がりこそ不安定だったものの、徐々に調子を上げており、おそらくこのまま試合を終えるのだろうと思った。無観客だったけれども、テレビを見ていたほとんどのテニスファンがそう思ったはずだ。
ところが、大坂なおみ選手だけは違った。1年前には考えられなかったメンタルの強さを発揮し、冷静に丁寧にそして圧倒的なパワーとコントールショットで、相手のマッチポイントを2度しのぐと、そのまま大逆転で押しきってしまった。髪の毛一本分の勝利だが、絶対に切れないピアノ線のような強さを感じた。
おかげで、ニュース速報で勝利を知った当方は、あわててWOWOWで追っかけ再生するはめに。次戦は曲者の台湾選手だが、何があっても、最後までライブで見るぞ。
原英莉花が国内四大大会初優勝 日本女子OPゴルフ最終日
鳥居 洋介産経新聞 取締役
はやりの読唇術を駆使しなくても、小さなガッツポーズとともに、唇からは「よしっ‼️」という力強い言葉が読み取れた。13番のグリーン周り。同じ黄金世代の小祝とのデッドヒートはバックナインに入って激しさを増していた。4打差をひっくり返しそうな勢いで、食らいついてくる小祝。事実上、その息の根を止めたのが、13番、ラフからのチップインバーディーだった。
それにしても素晴らしいマッチレースだった。豪快で正確なドライバー。ピンをデッドに狙ってくるセカンドショット。きっちりと読み切り確実にカップをとらえるパッティング。
コロナでゴルフを観戦する機会が限られる中、気がつけば女子プロゴルフの世界は、素晴らしく進化してた。
大坂なおみ、全米2年ぶりV 四大大会3勝、アジア最多
鳥居 洋介産経新聞 取締役
感激した。素晴らしいテニスをありがとう、それしかない。同じ日本人として誇りに思う。
今大会を通じて感じたのは、安定した強烈なファーストサーブはもちろんだが、大坂選手の精神的な成長だ。激しいラリーの後で、相手にウイナーを決められても、ラケットと左手で拍手をし、相手のプレーを称えることを忘れなかった。これまでなら間違いなく、ラケットを叩きつけていたシーンでも、笑みを浮かべる余裕があった。第3セット、第7ゲームをアザレンカ選手にブレイクバックされた後もそうだった。
それがあきらめない心となって、いくつものピンチをしのぎ、偉大な結果に繋がった。しばらくは女子テニスは「大坂時代」が続くのでないか。そう思わせるプレーと風格だった。
「大人数で視察 セクハラも」自民議員らに抗議文 少女支援団体
鳥居 洋介産経新聞 取締役
情けない。あまりに情けない。国民にステイホーム、ソーシャルディスタンスの必要性を訴える立場の人が、狭い場所に大勢で押しかけて「人数制限があるって聞いてなかった」。普通、どこであろうが写真を撮る際は「写真撮っていいですか?」って聞くべきなのに「写真NGって知らなかった」。
国会議員にとって、視察は仕事ですよね。いま民間企業は、在宅勤務率8割を目標に必死でもがいています。どうしても出社しなければ仕事にならない人も、会議や打ち合わせはほぼWEBだし、フロアー移動も禁止、エレベーターに乗るのも気を使う。そんな状況下での「視察」にしては、あまりに緊張感が欠けるのではないか。
そもそも、安倍総理や菅官房長官の後ろを通るとき、いくら狭くてもわざわざ腰に手をあてて行きますか。絶対にそんなことしないでしょう。意味がわからない。

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