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高い自動車ローンを変える クラウドローンが、銀行とユーザーをマッチングさせるプラットフォーム開始
ITmedia ビジネスオンライン
村田 大輔クラウドローン株式会社 代表取締役
どの銀行にもマイカーローンや教育ローンがあります。 当社で1000名の方にアンケートをとったところ、年配の方中心に約半数が銀行にマイカーローンがあることは知っています。 一方で以下のメリットを知っているかというと、1割にも満たない状況です。 (1.金利) 新車を中心に車種によっては、低金利の信販ローンもありますが、水準は銀行ローンの方がさらに低い。 中古車になると、ガリバーのローンでは9.80%と高い水準。 一方銀行は2%台が平均で、新車・中古車での変動はありません。 (2.利用範囲) 信販ローンでは車体のみの範囲に対し、 銀行ローンでは、車検・修理代・自動車学校の費用など、車両関連に関わる広い範囲で低金利で利用できます。 (3.処分の問題) 信販ローンではローン完済まで、所有権がディーラーのままなので、原則処分が自由にできません。 一方、銀行ローンは購入とローン契約は別々なので、処分がいつでも自由です。 地方の方が、転勤や結婚で都会に移動し車が不要になるシーンでは、残債があっても、誰の許可もなく自由に売却が可能です。 それでも銀行にアクセスする方の多くの人は、口座のある最寄りの銀行や、メガ銀行と行くケースがほとんど。 唯一のデメリットとして、審査はやはり甘くないことはしばしばあります。 そのような場合、希望する条件で「どの銀行が融資が可能か」を確認するには、1行1行「申込」というステップを踏んで、必要書類を全て用意する必要がり、次々に当たっていくと入金までの時間もかかりだけでなく、JICCなどの信用情報にも「照会」の履歴が残り、結局どの金融機関も融資してくれないというスパイラルに陥ります。 クラウドローンの特徴として、 ・サイトへはあくまで「登録」であり、「申込」ではないということ。 ・氏名や住所など個人情報は不要であること。 利用目的や経済的な条件などを登録することで、銀行から回答を引き出すことができる仕組みです。 当然、提案があっても銀行側の本審査に至る過程で、必ず成約に至るものではありませんが、ある程度お互いの情報を開示させることで、ロスになる状況を大幅に削減することができる仕組みとなっています。
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