上澤 貴生

ワクチン接種+抗体検査陽性の証明+入国時PCRで隔離無し。逆にそれ以外は厳しく隔離。とりあえずやってる感じゃなくてメリハリつけてやってほしいです。ホントに。

100%理解できるまで何度でも繰り返し聞くの1択ですね。日本語でも同じだと思いますが、理解できない事があれば理解出来るまで聞くというのが仕事の基本かと思います。

このペースになってる時点でトランプさんペース。

ベオグラードより現地レポートです。セルビア人の友人達、社員達と本件につきディスカッションしてみました。セルビアの彼ら彼女らから見たこのディールはシンプルに一言で表すとSkeptical、つまり懐疑的です。1つの大きな理由は前回EUの元で同様の合意をした際にも、結局その後コソボがセルビアからの関税を100%に設定したりと、セルビアからみるとコソボの行動が支離滅裂な点。根本的なバックグラウンドとして、そもそもコソボはセルビア正教にとって神聖な修道院などが連なる謂わばエルサレムのような聖なる地なのですが、バルカン地方はかつてヨーロッパの火薬庫とも呼ばれ、民族や宗教、国家の争いに巻き込まれてきました。しかしながら、その度重なる戦火の中、オスマントルコでさえその侵略の中でも手をつけなかったセルビア正教の歴史的宗教的建造物をコソボのアルバニア人達は破壊してしまったりだとか（例えて言うなら米軍も京都奈良の歴史的寺社仏閣は破壊しなかったのに、それが何者かに破壊されてしまったようなもの）、コソボは実質ヨーロッパの中でドラッグや人身売買（内蔵含む）のメッカになっていたりと、そういった背景もあり、単なる領土問題だけではシンプルに語る事はできません。もちろんセルビアの人々、特に若者達は現実的にコソボがセルビアに戻ることはないことは理解してますが、その一方でなぜ傍若なコソボの振舞いを認めなければいけないのか、その先に何があるのか。EUに加盟するためには両国の国交正常化が条件ですが、それも含めてコソボの独立を認めることが必要だ、いやそうではない、という議論が常に存在します。また、その背景ではバルカンでも一路一帯を基に存在感を増す中国、セルビアとは蜜月のロシア、そしてコソボ独立を全面的にサポートしたアメリカ、また大統領選を控えたトランプさんなど、様々な思惑が綱を引き合っています。何れにせよ今回のディールは経済についてであり、セルビア政府がコソボの独立を正式に認めるという日がいつか来るのか、それに伴いセルビアEU加盟は実現するのか、もしくはこれまで以上にロシア中国と親密になっていくのか、私自身も興味深くみていきたいと思っています。 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO63492060V00C20A9000000

ビルゲイツが7つの有望なコロナ対策ワクチンの研究開発所に資金提供するとのこと。そのうちから有効なワクチンが1,2開発されるまで続ける、つまり残りの投資数千億円が無駄に終わる事になるが、現在世界中で失われていっている価値と比べると数千億の無駄で助けになるならその方が良いと。 全てが凄い判断。人として、経営者として、心からリスペクトします。

重症化した場合、人工呼吸器がライフラインになる。東京の人工呼吸器の余力が人工肺合わせて2100台ぐらい。2割の感染患者に必要になるとして、運用効率など無視すると単純に同時に10,000人の感染患者ぐらいまで耐えられる計算。ただし現場では完全に効率的には絶対回らないので割引く必要はあり。人口約5,000万人で日本の20倍検査してる韓国で現在のべ感染者数が9,000人。日本全国でみると13,000台ぐらいの余力で、人口が日本の2.6倍以上のアメリカで16,600台の備蓄。今のところ日本には人工呼吸器に関しては他国よりは備えがあるように思うけど、アメリカではTeslaやGMが、イギリスではマクラーレンが人工呼吸器の製造を行う方向とのこと。日本には優秀なパーツ製造工場も組立工場も沢山あると思うので今すぐ政府のリーダーシップで準備した方が良いと思う。幸いにも国内で使わなくて良い場合でも他国で必要になる可能性は高いし、運良くそれも必要なしに済んだとしても将来の備蓄になる。もちろん機器があっても誰でも使える訳じゃないので、医療チームのリソースとして使える人をどう増やすかも対策は必要だと思うけど、何にせよイザという時に足りないよりは良い。