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日本EEZでコバルトやニッケル採掘に成功…リチウム電池に不可欠なレアメタル
上川路 文哉Social Innovation Works 代表理事
読売新聞に限らないのだけど、ニッケルもコバルトもJOGMECのプレスリリースを殆どコピペするだけはなく、もっと掘り下げて貰いたいという印象。
コバルトだけ例に取るならば、JOGMECの資料上2018年のコバルト供給(含む輸入)は13,715トンということで、輸出2,679トンを差し引けば1.1万トンが需要とみられる。この88年分ということなので10万トン近いコバルトリッチクラストが有るといいたいのだと思われる。
しかし、プレスリリースを見ても採掘によって「存在する」ことが確認されたとしか書いておらず、これだけだと経済的にどのようなインパクトがあるのか不明瞭。
鉱石中に「存在する」量の中から選鉱・製錬試験を通じ、どの程度がどういった形状で回収できて、如何なる経済的な意味を持つのか、もう少し子細な分析がないと今回の情報だけでは何とも言えない筈で、実際は読者に対して何の価値ももたらしていない記事になってしまっているのではないだろうか。
コバルトリッチクラストのそれぞれの金属含有量が何%で、どの程度の回収を目指しているのか、それは今後需要の伸びが期待されるEV分野に対してどのようなインパクトを及ぼす可能性があり、産業構造をどう変えていくのか、変えていかないのか、仮説レベルでも見通しを示して貰えるような記事が出てくるのであれば、お金を払ってでも読みたいと思うのだけど。。
JOGMECプレスリリース
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000162.html
JOGMEC鉱物資源マテリアルフロー
http://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2020/05/material_flow2019.pdf
本当に広告は「終焉」したのか? 電通クリエイティブディレクターに聞いた広告のあり方
上川路 文哉Social Innovation Works 代表理事
B to C ビジネスの難しさであり面白さだよね。資源屋やってたときには全然ピンとこなかった。
=quote=
「ソーシャルグッド」も近年のカンヌライオンズ を語る上でよく用いられるキーワードですが、ただ社会にとっていい行いをすればいいというわけではありません。例えばある企業が、自分とは全く接点のない遠い国の食料危機を解決しようという取り組みをしていても「いいことしてるんだね」としか思いませんよね。
消費者が普段からうすうす感じていた、例えば「どうして新卒の優秀な人には女性が多いのに、役職に就いて活躍している女性は少ないんだろう」という疑問や、「自分がその状況を変えることに何か貢献できないか」という願望に、引っかかりを残すことができるか。
=unquote=
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