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デジタル田園都市国家構想の取組イメージ
Tatsumi Kantaria 建築 都市 まちづくり
デジタル田園都市という言葉だと、田園都市のイメージが強く出過ぎな気がしますね。
構想のポイントは「地方の魅力をそのままに、都市に負けない利便性と可能性を」というところにあるようなので。
そうなると、ゲームアプリのようなプラットフォームで個人の関わりを最適化していく地域通貨連動と自治体活動の連動によって、地域のプレーヤーだけではなく、ライトな旅行者からコアな移住者までの利便性や可能性を創造していく取り組みに支援するカタチがわかりやすいかもです。委員のカヤック柳澤さんに期待されているのはその辺なのでしょうか。
都市地域間だけでなく仮想空間や宇宙空間も含んだ利便性や可能性の競争と捉えていくと面白そうです。
デジタル都市ゲーの開発に日本が国をあげて取り組んでいるというブランディングにつながる動きに期待です。
国交省、全国56都市の3D都市モデル公開。仮想空間で都市をそのまま再現可能
Tatsumi Kantaria 建築 都市 まちづくり
発想と技術に政策と制作コストが追いついてきた感じがします。今後はどう活用できるかがポイントですね。
かつて城下町都市が国防や微地形との関係でデザインされ、細かい実空間を地域の統治システムや建築生産システムが作ってきた歴史に対して、現在の都市は地震や大雨の災害リスクを抱えながら細かい経済活動の結果としてスポンジのような土地利用となっています。
そして、農地の耕作放棄だけでなく、山林も民間建築も公共施設も管理が放棄される可能性があります。
これらの場所の活用に対する意識をするためのツールとして発展していくと捉えると、事前復興イメージの共有、多様な主体による政策提言の場、エネルギーや食のトレーサビリティー、小規模起業支援の場など、色々なキーワードが浮かんできます。
帝国ホテル「建替え計画」三井不動産と基本合意 総事業費「約2,500億円」程度見込む
Tatsumi Kantaria 建築 都市 まちづくり
オールドインペリアルバーの内装部分にライトの面影が残る現建物。計画する建物のデザインは犬山市の明治村に保存されているライトデザインの旧ホテルに寄せるのでしょうか。
旧ホテルを訪れた時、ファサードの幾何学的な模様のデザインだけでなく、立って歩いている時の水平方向の広がりや、ラウンジに座ったときに空が透けてみる日差しのディテールなど、視線の流れを意識した工夫にリアルな空間でしか味わえない魅力を感じました。
現建物は、ライトのデザインがあった土地の記憶を引き継ぎながら時代の流れの中で機能を再編して活躍してきた複合施設ですが、そろそろその役目を終えようとしています。
日比谷公園の開放性と鉄道のガード下の繁華性との関係がデザインされ、これからの共用空間のあり方が現れるようなハレの舞台になることを期待します。
フードトラックから広がる公民連携まちづくりの可能性
Tatsumi Kantaria 建築 都市 まちづくり
飲食サービスを始めとした店舗の役割を考えると、個人が相手の民間で成立する部分と不特定多数が相手の公的インフラの間にある「特定多数のニーズ」にマッチするサービスが必要で、フードトラックはまさにその分野のイノベーションです。
スマートシティの実現に向けたプラットフォームのあり方は、基本となるスマホレベルのデバイスは普及してきたので、それぞれの分野のサービスがマンションやビル管理の地域組織や自治体と包括連携をするなど、サービスの実態に応じたあり方をそれぞれが模索しながら見えてくるようですね。全てを統合する都市プラットフォームではサービスとの連携や収益化に課題がありそうです。
スマートシティ成功の鍵は「路肩」にあり 米国は柔軟運用で成果
Tatsumi Kantaria 建築 都市 まちづくり
路肩。たしかにポイントですね。
先日、weekly落合で佐藤可士和さんが従来のまちづくりとは違うまちへの関わり方がありそうだと言っていましたが、路肩を再定義することもその一つのような気がします。
道路を新設する場合、路肩は交通安全の観点から道路構造令との対応が出たり、路駐制限のためにバリヤーのような空間になったりと交通管理者との調整が難航します。
また、雨水排水の入口や交通標識、ガードレールなどでごちゃごちゃと付属物が増えたりする上に、道路管理者は地域の自治体なので、利用者目線で計画することのハードルが高い空間でもあります。
建築敷地側の歩行者空間とのつながりなど建築側からの配慮がないと、路肩は余りの部分として上手くデザインされないまま残ってしまうため、面的な開発事例では地区計画によるプランニングやエリアのマネジメント組織による一体管理が始まっています。
コロナ禍で早回しで見えてきた物流や屋外活用の変化を見据え、路肩のスタンダードをディレクションすることの重要性をこの記事を読みながら再認識しました。
【楠木建×須永尚】“不動産の移動化”で生まれる新たな体験価値とは
Tatsumi Kantaria 建築 都市 まちづくり
生活基盤から生まれる体験価値。ウーブンシティーがテーマパーク型なら、この事例はキャラバン型ですね。
昔、建築学会で地方都市のショッピングモールを中心とした生活様式をインドア郊外という概念で説明していたのを思い出します。クルマを一つの部屋に見立てて、自分の部屋とお店やサービスがシームレスにつながる状態です。
インドア郊外はSCへの一方通行でしたが、マンションのように顧客の密度があればお店の方からも近づいてくるので、双方向に便利で交通負荷軽減にもなります。
この取り組みが発展して、周辺の住人まで巻き込んだマーケットプレイスとしてマンションの共用部が再編され、サブスクモデルでアクセスも担保されるようになれば、店舗として交通利便で高額な不動産を抱えるリスクが軽減され、顧客ニーズに応じた多様なサービスが立地できそうです。
固定資産税や都市計画税の減免などのインセンティブまで設計できると面白いですね。
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