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アフターコロナの人気留学先が「韓国」になる必然
東洋経済オンライン
大川 彰一株式会社留学ソムリエ 代表取締役
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「毎日が暴力」高2女子が見た留学先の壮絶実態
東洋経済オンライン
大川 彰一株式会社留学ソムリエ 代表取締役
今回のケースに関して、解説させていただきます。 まず、ホームステイには、ペイド(有料)ホームステイとボランティア(無償)ホームステイがあります。アメリカの交換留学は国務省が監督しているJ-1(交流訪問者)ビザで渡航する歴史ある制度で、基本的に無償のファミリーとなります。 この記事の背景として、ボランティアで受け入れるファミリーが近年減少しており、マッチングが非常に難しいという現状があります。交換留学は受け入れ校とホストファミリーの双方のマッチングが必要になりますので、昔は早期に決まっていたのが、今は出発の直前にようやく決まるということも起こり得ます。 本文中にある、「『ボランティア』という言葉から、留学生との交流を楽しみにしている温かい家庭や学校が・・・」 これは、ホームステイにおける幻想で、30年前であればそうだったかもしれませんが、現在は違います。現在はどちらかと言えばアメリカの場合は下宿のイメージに近く、期待値の設定が高すぎると思います。通常、参加者は、出発前のオリエンテーションやハンドブックでこの辺りの説明は受けていると思われます。 次にコミュニケーションラインですが、これは記事の通りで、まずホストファミリー、その次に現地のコーディネーターという順番が普通です。 例えば問題が発生した場合、ホストファミリーに言わずにLINEで自分の親に連絡したとすれば、どうでしょう?親も現場にいないので斡旋会社に連絡し、斡旋会社からファミリーに連絡が入ったとすれば、ファミリーは気分を害してさらに問題が悪化します。 欧米の場合は、近くにいるのになぜ言ってくれないの?となりますので、この順番は大事なのです。 今回のケースはファミリーに問題があるので、その場合は現地のコーディネーターに相談すべきでした。そこで解決しなければ、運営団体に連絡となります。 ホームステイや留学も、結局は人間関係や地域性に左右されますが、 ① 期待値の設定を正しく持つ ② コミュニケーションラインの確認 でかなりリスクを回避することができます。 アメリカの交換留学はとても良い制度で、この経験を元にグローバルに活躍されている方も大勢いいます。 ただ、国の相性も大切なので、今回の方なら、ニュージーランドやオーストラリア、もしくはカナダが良かったかもしれません。
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