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米SVBの英法人、UAE王室やソフトバンク系が買収検討か
日本経済新聞
岩澤 脩UB Ventures ベンチャーキャピタリスト
現地メディアのThe Informationは米国地方銀行がSVBを買収する可能性も報じています。 買収決定後も、即座に預金者の口座再開が出来るわけではないので、一刻を争うスタートアップの資金繰り懸念は払拭されず、当局の預金者救済施策も必要になる可能性が高いでしょう。 ヘッジファンドや投資銀行が預金者の預金買取に動いているとの報道もあり、民間からのボトムアップ対応が早いか、当局からトップダウン対応が早いか、注視です。 Yコンビネーターが提出した嘆願書は、SVBを唯一の口座として活用していたスタートアップが、30日以内に給与支払ができない場合、1万社10万人の雇用に影響を与える可能性が高いため、早期の預金者救済を政府に依頼する内容。 同日、イエレン財務長官は「政府はSVBは救済しないが、預金者の支援については努力する」とのコメントを出しています。 時事刻々と時が迫る中、当局は月曜日にどのような判断を下すのかに注目です。 出所: YC 嘆願書: https://www.ycombinator.com/blog/urgent-sign-the-petition-now-thousands-of-startups-and-hundreds-of-thousands-of-startup-jobs-are-at-risk The Information報道 https://www.theinformation.com/articles/regional-banks-are-most-likely-to-prevail-in-svb-sale-process-sources-say https://www.theinformation.com/articles/wall-street-firm-pounces-on-svb-implosion-with-offer-to-buy-deposit-claims?rc=bz8zvv
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SVB破綻の波紋、世界に拡大-英国の起業家らは財務相に介入要請
Bloomberg.com
岩澤 脩UB Ventures ベンチャーキャピタリスト
現地時間 3月12日に、Y Combinatorが主体となり議会に「預金者の救済を求める」嘆願書が提出されました。この嘆願書には、5000人以上の起業家が署名をしています。 嘆願書によると、YCのコミュニティに所属しSVB口座を持つスタートアップの内、1/3がSVBを唯一の口座として活用していたとのこと。その企業が、30日以内に給与支払ができない場合、1万社10万人の雇用に影響を与える可能性が高く、政府として預金者の救済をお願いしたいとの内容。 同日、イエレン財務長官は「政府はSVBは救済しないが、預金者の支援については努力する」とのコメントを出しています。 時事刻々と時が迫る中、米メディアは、ヘッジファンドやジェフリーズ証券のトレーダーが預金の買取に動いているもと報道しており、民間からのボトムアップ対応が早いか、当局からトップダウン対応が早いか、週明けの動向を注視です。 出所: YC 嘆願書: https://www.ycombinator.com/blog/urgent-sign-the-petition-now-thousands-of-startups-and-hundreds-of-thousands-of-startup-jobs-are-at-risk イエレン財務長官コメント https://techcrunch.com/2023/03/12/yellen-says-govt-concerned-about-silicon-valley-bank-depositors-but-dismisses-bailout/?tpcc=tcplustwitter The Information報道 https://www.theinformation.com/articles/wall-street-firm-pounces-on-svb-implosion-with-offer-to-buy-deposit-claims?rc=bz8zvv
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給与支払い不能ならレイオフも-SVB破綻、スタートアップを直撃
Bloomberg.com
岩澤 脩UB Ventures ベンチャーキャピタリスト
今回のSVBの破綻。リーマン・ショックのような金融システム崩壊になるかといえばNoですが、米国スタートアップエコシステムの局所的危機となる可能性はまだ否定できないので引き続き注視が必要です。 SVBの特徴として、下記2点があります。 ①顧客基盤が著しく偏っており、預金の39%がアーリーステージのスタートアップ。13%がPE/VC。 ②$175 billionの預金の内、89%がFDIC保証対象外。 FDICの保険は、預金250,000ドル/口座を上限に保証。それ以上は無保証という仕組みであり、全預金の89%の$156 billion(約21兆円)は、管財人が現金化し、時間をかけて返済をしていくことになります。 週明けにスポンサーが選定されるという報道もありますが、返済をするにしろ、M&AするにしろSVBの資産価値算定には時間を要し、長期間多額の資金が滞留することは間違いないといえるでしょう。 そして、この滞留資金のインパクトが直撃するのが、SVB顧客基盤の39%(約9兆円)を占めるアーリーステージのスタートアップです。 ただでさえ、ファイナンス環境が厳しい中、 創業者が自らの株式を売却したり、VCが資金を貸しつけたりというエマージェンシープランが発動されていますが、9兆円近い資金を全てカバーするのは難しく、少なくない数の企業が資金繰り破綻する可能性も否定できません。 創業者持ち分の流動化とつなぎ資金獲得のためのダウンラウンドが増えれば、バリュエーション切り下げにもつながります。来週の動向にも注目です。 出所: https://jp.reuters.com/article/svb-financial-stock-offering-deposits-idCAKBN2VC1VL
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【無料最新版】2020年「スタートアップ調達トレンド」の全て
NewsPicks編集部
岩澤 脩UB Ventures ベンチャーキャピタリスト
2019年に引き続き特定のスタートアップへ資金調達が集中した2020年。 Crunchbaseを見ると、グローバルでも調達社数の減少>調達額の減少=特定スタートアップへの資金集中という流れになっています。
 (https://news.crunchbase.com/news/global-2020-funding-and-exit/) ・新たな起業家との出会いの減少→実績のあるシリアルアントレプレナー・事業立上げ経験のある起業家へのシードマネー集中 ・不確実性の高い状況での投資先のランウェイ確保→新規投資よりも既存へのフォロー投資 昨年を振り返ると、上記がシードファイナンスの現場での体感値です。 VC側のドライパウダー(投資可能な金額)が増加傾向にある中、2021年も一極集中はさらに加速していく可能性が高いと考えています。 朝倉さんもご指摘のように、新規起業数のボリューム維持とオンラインベースでの資金調達へのアクセスインフラの整備は中期的な課題であることは相違ありません。 海外では、昨年よりオンラインベースでのアクセラレーターやメンタリングアワーが多く立ち上がっています。 国内においてもテクノロジーを活用した新規起業創出の受け皿を作っていかなければいけない、VCとして改めて自戒をする今回の調査結果です。
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