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【トップ直撃】社員3割減。AI教材「アタマプラス」は大丈夫か
NewsPicks編集部
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
特定領域に向けたSaaSはバーティカルSaaSと呼ばれています。 バーティカルSaaSは会計や人事、セールスなど全方位業界に展開できるプロダクトではないため、常に限られた顧客数・TAMに対していかに全方位的に「深く」刺せるかが重要と言われています。 アタマプラスの成長鈍化も導入教室数の鈍化や、祖業プロダクト以外の事業拡大がなかったことが大きな要因でないかと見ています。リアルな教室運営やオンライン塾の検討はそのような状況を打破するための施策かと思いますが、時間はかかる領域です。 また今回の資本移動を見ていくと、2019-2021年のSaaSバブルは罪深いなと感じています。 アタマプラスはバブル時の2021年に調達をしたため、資金量の確保と言う点では申し分ないのですが、現在のマルチプルは、当時の1/3、1/4ほどの水準になっていますので、同じバリュエーションを維持しようとすると、単純に売り上げも3,4倍になっていなければ前回ラウンドを越えることはできません。(導入教室数ベースでは1.6倍成長) 償還期限などによるファンドとの交渉も大変でしたでしょうし、市況や調達環境に事業そのものが振り回されてしまうということがアタマプラス以外の多くのスタートアップでも起きたのかなと推察されます。 また、最後に二児の子どもの親視点からすると、既存の大学受験のための教育業界そのものに変革が起きないかなと期待しています。10数年後の大学の価値に大いに疑問を持っており、その代替となる選択肢の少ないことに悩みを持っています。
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