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【グラフ解説】「freee vs マネーフォワード」の競争が激化中
NewsPicks編集部
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
マネーフォワードとfreeeがライバル関係であることは、間違いないと思いますが、バックオフィスSaaS市場全体で考えると、この2社自体はその中の一部であるという視点も同時に押さえておきたいところです。 例えば、会計や税務クラウドという分野だけを取ってみても、上はトヨタ自動車のような大企業から、下は個人事業主までいるわけですが、そこに対しても、グローバルベンダーから、オービックやfreee、マネーフォワードなどのプレイヤー、そして、PCAや弥生など、グラデーション状にプレイヤーが存在します。 また、会計以外の領域に対してはERP・複合型のプレイヤーもいれば、経費精算だけに特化した楽楽精算だけでARR100億円を越えるラクスのようなプレイヤーもおり、縦・横レイヤーがモザイク状に競合関係として入り組んでいるのが、全体感となっています。 近しい時期に、異なる思想でクラウド会計にエントリーをした2社ですが、競争領域をさまざまに拡大していく中で、ライバルと呼べる会社は無数に存在するようになったのではないでしょうか。 ちなみに、株価について言及すると、マネーフォワードの急騰はファンダメンタルに加え、海外長期投資家のキャピタルによる投資の影響が大きいと見られています。昨年の後半に大量保有が出て、直近でも変更報告書で買い増しが見られています。
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