Picks
1534フォロー
289223フォロワー
【独占・副社長】トヨタ「全方位戦略」のすべてを語ろう
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
BYDやTeslaへの言及が興味深い。
日本企業がBig 3に追いついていった歴史も、段取り替えの圧倒的な早さによる多品種生産の実現で、モデルサイクルを早くできたことも一因にあったと思う。純粋にエンジニアとしての冷静・合理的な目線もあるように思い、他社の凄さを冷静に受け止めることは進化のために必要。
そしてそのうえで『単に優秀な人が集まって、工学的に正しいことをやれば良い製品ができるかもしれませんけど、大事なのは価値のある商品になるかですよね。』という言葉が印象的。エンジニアリングとしての合理性は前提として「価値づくり」までして顧客起点(=事業結果)としてナンボ。
アップル、 iPhoneへのグーグル「Gemini 」搭載で交渉中-関係者
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
データプライバシーやセキュリティーがキーで、MS / OpenAIではなくGoogleを検討しているのではないかと思う。
iPhoneが出たときには蜜月だった両社。だけどGoogleがAndroidを出したことからジョブスが激怒し、エリック・シュミットはAppleの取締役から外れた。また、地図の自社化なども進めた。
とはいえ、Safariのデフォルトの検索エンジンがGoogle(ただそこには数千億円の契約がある、というのがもっぱらの噂)だったり、協調するところは強調している。
そのなかでAppleが、MS / OpenAIではなくGoogleを考えているのは興味深い。自社でやるのが競争上正解ではない場合は、強いところと組むのが王道だが、そうではない。なぜかと考えてみると、プライバシーではないか。
MSはOpenAIという別動隊を使うことでリスクテークをしている。一方、Attention is All You Needを書いたのはGoogleだし、OpenAIのキーメンバーもGoogle出身。大きいゆえに社会に出すことへの検証を重視していた(そういう必要があった)のも、現在のGoogleの出遅れの一員。
一方で、Appleはプライバシーを最重視したスタンスをとり、戦略の根幹でもある。それはiPhoneの暗号化を警察から依頼しても解除しなかった(サン電子子会社のイスラエル企業が出来たが…)といったところからも窺える。そこにOpenAIとパートナーシップを組むことはリスクが高すぎる、という判断が入ったのではないか。
そして、これは生成AI・LLMの様々な企業および個人での利用や、安全保障含めた議論で「どこまでリスクを取るか、リスクを取っているサービスを許容するか」にも影響しうるポイントで注目。
【Jフロント新社長】百貨店の明暗を分けるのは若い富裕層開拓
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
「結局若い富裕層も原始的なところに来店動機を持っているということです。例えば、限られた人しか入ることを許されていないサロンに案内される、などの特別扱いは喜ばれます。」と、清水さんと同じところに注目した。
これは、刀の森岡氏が「本能」「欲」「非日常」みたいな言葉で言われていることと重なると思った。
下記記事では『旅の目的も様々ですが、旅行者の約7割は、実は非日常にお金を使うことで自分が「成功者」であると確認したい』という言葉がある。自分にはない考え方だったので興味深く、またそれが7割という部分も衝撃だったが、これは一定の真実だとも思っている。
刀・森岡毅が明かす「勝ち筋のつくり方」 ハウステンボス編(2023/10、日経XTREND)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00746/00018/
NORMAL
投稿したコメント