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【EVは本当に環境に優しい?】値下げされたテスラ、モデル3、ガソリン車よりもCO2排出が多い問題
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
この記事と中にもリンクがある『【中の人が語る】ぶっちゃけEVとHV、環境に良いのはどっちなんですか?』(下記)必見。
https://newspicks.com/news/5650568
自分で数値検証をしていないが、ライフサイクル全体で見たときにEVが良いのか、また生産・利用に伴う電源構成比の影響をものすごく受けることが分かる。
そして、原発を使えないことによる単位電力あたりの二酸化炭素排出量(日本の震災前後の差)、グローバルでの単位電力あたりの排出の下落傾向、バッテリー生産に伴う二酸化炭素の排出が多いこと(上記リンク)あたりが特に目を引いた。
こちらの記事の検証を真とすれば、EVは未来はあるもののグリーンウォッシュ感(というかウォッシュどころかもっと排出…)は否めないし、現実論としてのHVの強さを改めて感じる。グリーンウォッシュについては下記。
https://newspicks.com/news/5534057
https://newspicks.com/news/5531679

【西本博嗣】WEINファンド崩壊の「黒幕説」に答える
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
全体通して、初報のDIAMOND SIGNAL記事で想像した「こういうことが起こってそう、起こるよね」と変わらなかった。
具体の論点でまだ気になるのは、12月1日に追求があった中で、11月11日に事業会社設立したり外部投資家が投資したことが、時間軸的に善管注意に資していたか。
あとは法的な部分を明確にしたいのであれば、裁判をすべきなのだろうが、どちらも得るものはないと思う…
初報でのコメント…
本記事を真とすると、崩壊という言葉の通りだと思うし、異常事態。経営陣が溝口氏に退任を求めた根拠の具体や事実は判断できない。③はFiNC退任時のPickだが、そこで溝口氏のnote記事について「追記部分が生々しい」というコメントをした。WEINやその前のFiNCの財務や経営陣など含めて、リスク感覚がぶっ飛んでいてビジョナリーであるゆえに誘因する力もあれば、一方でガバナンスへの必要性と、それを執行する右腕の存在がなかったのかなぁと感じている(あくまで具体は分からないが、報道や様々なほかの事例からの推測)。
③https://newspicks.com/news/4516924
翌日のNP記事でのコメント(抜粋)…
・それぞれの見方があるし、それぞれが食い違っている。今もそれぞれの主張を、それぞれを何らかの理由で信じている・ついていっている方たちが発信している状態で、それぞれから見える景色や見たい・見させたい景色が発信されている
・経営や経営責任とはなんだろう。そのために必要な仲間集め、信頼、コミュニケーションなどを関わる方たちはどう考えたり執行されていたのだろう。特によく知られている方々が溝口氏が参画を呼び掛けたのかは知らないが、そうだとすればこの段階になるまでに少なくとも溝口氏が指摘している西本氏以外の方から、指摘・提言などがなかったのだろうか。なかったとすれば、それは今回の双方の是非はともかく、「経営陣」として機能していないように思う
・経営上の明確な瑕疵や対立は生じることはあるし、あればどちらかが首を切るというのは現実。だけど、双方ともにそのプロセスや日常で、隙というか稚拙さが否めない(やるなら付け込まれない状態を作ることは正当性のためにも重要)
・センセーショナルに公にしても誰も得るものはない。それでも公に出るように突き動かした理由か感情があるのだろう。

【実例集】投資先の「バリューアップ」。その具体的方法とは?
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
バリューアップができるのは、抽象度が高くレバレッジが効く経営課題だから、そしてお金も含めたリスク・コストを投じるからだと思っている。
抽象度が高い=異なる業界でも似たような課題がある。なので、そこでの知見を蓄積することで専門性を高め、単独で企業が経営するよりためやすい構造で、これはコンサルに近しい。さらに、そこに自らお金を投じることで、期間が定まっているコンサルプロジェクトより長期にわたり入るし、提案ではなく執行実現までモニタリングしたり時にはズブズブ入る。
逆に、この技術の研究開発をどうするかといった具体度高いものは少ない。業界特化ファンドだと、その目利きやそれを加速させるための人財の目利き・投入ができる業界特化ファンドなどもも存在するが(海外だと規模が相対的に小さいこういうファンドも少なくないと思う)。
にしても、メガネスーパーの事例はすごいと思う。それ以外の事例は、もちろん執行するのは様々な困難がある前提で、ただ合理としてはこういうアプローチだろうなぁと想像がつく。一方で、メガネスーパーは安くて高品質なJiNSなどが登場する中で、高いものを売る、そのメッセージを訴求・認知して経営結果につなげるということはめちゃくちゃ難しそうに思う。それができていなかったから債務超過にまで陥ったり、一世を風靡したメガネドラッグなども店舗が相当少ない。
バフェット氏投資会社、自社株買い最高 大型買収困難で
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
バフェット氏は、指数に対してITバブルで大負け、その後一気に盛り返した。奥野さんがはってくれているBerkshireのレポートの最初のページの1999~2003年までのリターンや、下記のTrailing 10 yearの1999年の凹みとそれ以降の盛り返し。今はバフェット氏が運用に実際にどれだけ関わっているかは分からないが、どうなるだろうか。
https://kernelwealth.co.nz/buffett-vs-sp-500/
自社株買いより事業投資をやっていくタイプだが、あえて自社株買いをするというのは、自社事業の評価が事業の将来期待に対して低すぎるというメッセージングも含むもの。
カカオ創業者ら韓国富豪、資産の半分以上を寄付へ
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
素晴らしい。韓国に限らず、ネットを中心に新興産業が過去20年で大きく成長しているわけで、そこで得た富を社会に活用する動きが増えてほしい。社会観点で、資金と経営の継承の二点があると思う。
資金という観点では、こういう寄付も、ゲイツ氏のようなファンドを通して社会変革を経営的に加速するのも、どちらも事業を通して得たものを活用するという点で素晴らしいと思う。
そして経営の継承という観点では、創業家のメリット・デメリットがあると思う。メリットは、幼少期から時間をかけて、スキル以上に経営ポリシーや文化などを伝えられること。また相続によって支配権が分散しないため、長期に基づく意思決定をしやすい体制ではある。一方で、伝えたからできる、体制があるからできるというわけではない。事業を伸ばす二代目・三代目もいれば、潰す二代目・三代目もいる。そして潰れれば、創ってきた事業に伴う付加価値・雇用・納税なども消える。
そもそも社会に進化を生み、雇用と納税を大量に生む事業を起こしたという点で、事業で成功した方は偉大だと思う。そのなかで、各人が社会と家族の両観点で、次世代以降にどう貢献していくかという色々な在り方が加速すると嬉しい。
トヨタが400億円注ぐ空飛ぶタクシー「Joby」がSPAC上場、24年に始動へ
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
SPAC側の資料を見たのだが、本当に大丈夫なのか、という資料に見える…トヨタだけでなくBaille Giffordなども投資家にいて、取締役会長はLinkedIn創業者のリード・ホフマンが就任する予定の企業なのだが…
この領域は昨年上場したEhangの株価が急騰したり、上場するなら今しかないという領域。でもスライド31が震える。
自社で作って大部分を自社で運用する計画のようでRecurring Aircraft Revenueという項目があるが…自社調達分は売上ではなく原価計上しないといけないのでは?なのにNew Aircraft Revenueもあり、売上合算しちゃっている。正しくは単一企業だったら原価計上、サービスと製造で別法人にしていれば、売上立てて内部消去、か。
あまりにも普通に掲載されていて、自分が間違えているのではないかとも思わなくもないので、会計士の方など是非見ていただけると嬉しいです…
そして製造は外注しているのかもしれないが、これだけ有形固定資産を抱える予定のビジネスで粗利率が安定しすぎに見える…Appleのように売り切りでEMS活用であればこういうのもあるが、自社で抱えてサービス収益が大部分な場合は、稼働率が高位安定するまで、こんなに粗利率安定しない。
TAMの大きさの主張(スライド10)や、スライド34-37あたりのバリュエーションの主張、Recurring Revenue入れるあたりもPSRで評価をしてほしい印象だが、全然そういうビジネスに見えない。
スライド5に、Up to five-year lock-up on founder shareとある。Up toというのが気になる…
資料:https://bit.ly/3aYZTjZ

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