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『全固体電池』が電気自動車普及の切り札?〜基礎知識から最新情報まで整理してみた
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
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How Volkswagen’s $50 Billion Plan to Beat Tesla Short-Circuited
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
VWが期待をしていたEVモデルのID.3の難しい状況の話。
『What they didn’t consider: Electric vehicles are more about software than hardware. And producing exquisitely engineered gas-powered cars doesn’t translate into coding savvy.』という言葉が印象的。これは電子機器がデジタル化していってアナログ技術からシフトしていった時の競争力・技術シフトを一定想起させる。
一方、Teslaの製造面での立ち上げでの苦労や内製化志向、また電子機器とは違い自動車は可動部が引き続きコアであることを考えると、電子機器のような水平分業になるとは思えていない。
伝統的な自動車メーカーは、製造業の代表的な業界・製品だと一般的には見られていると思う。もちろん自動車自体はそうなのだが、自動車メーカーという観点では製造自社製造部品もあるが、多くは自動車部品メーカーから調達をして、企画・組み立て・インテグレーション・販売がコアだと自分は思っている。それらを行うための部品含めた量産・インテグレーション・サプライチェーンマネジメントの深いノウハウを持っている。
新規参入はこれらが十分ではないし、伝統的メーカーはこれまでとのソフトの違いが難しい。また安全性が重要な中で、どこまでリスクを取れるかという根本的な思想が良くも悪くも違うと思い、それが結果論としてスピードの違いにも出ていると思う。この相互の得意とするものの差や、スピードの差のかけっこが業界で起こっていること。

【週末に読む】IT経営者はなぜ、子どもからスマホを遠ざけるのか
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
各家庭、各子供にもよるし、バランスだと思っている。
私たちが子供の頃にも、ゲームのし過ぎや漫画の見過ぎといった話があった。もちろん一定の真実もあろうが、例えばゲームや漫画で歴史を知ることが好奇心を刺激してその後につながったなどのメリットもある。また体力・知力・想像力と、未来における仕事でより求められる素養は変わっていくとも思う。
電子機器でカスタマイズされた教育のメリットもあるだろうし、また共働きが増える中で、親としての時間も大切。
こういう記事も読みつつ、しっかり子供と話すこと含めて親としての考え方を伝えていくことが重要だと思っている。特に大人になっていくにつれて、子供は自分で自分の意思決定をしていくしかないのだから。
日本ペイントが船舶用防汚塗料を開発、工程数は最大約4割減
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
船底塗料という領域。『船底用の防汚塗料は航行中に溶けていき』とあるが、これはフジツボなどが付着して抵抗となってエネルギー効率が下がるため。
剝がれる・溶けるので、一定期間で塗りなおしが必要(船の定期修繕と併せてやっていたはず)。新製品のメリットのうち、塗装日数は定期修繕の全体スケジュールの中ではそこまでメリットがあるのか分からないが、薄いと軽くなるし、連続停泊数の増加はメリット。あとは、溶出量が減るのは、環境対策という点で今後の技術の方向性としてはより求められていくと思う。
Kasaiさんがコメントされているように、中国塗料という会社が強く、売上の約8割が船舶用塗料。連結売上が約900億円で、日本ペイント約7000億円、関西ペイント約4000億円と、規模では小さいがニッチトップでグローバルでもトップか少なくともトップ群の会社。
住友商事、石油の新規開発から撤退へ 脱炭素に対応
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
定量でみると、上期末の時点で、住商の資源・エネルギー上流権益エクスポージャーは5000億円、うち原油・ガス・LNG併せて700億円(①、スライド25)。銅が最大で1000億円、非鉄(ニッケル900億円、銀・亜鉛・鉛800億円)が多い。業績への感応度は北海権益分について1ドルで0.4億円(①、スライド24)となっている。
たとえば三井物産は1ドルだと32億円のインパクト(②、スライド16)、三菱商事は25億円(③、スライド5)
①https://bit.ly/2Y8fmqF
②https://bit.ly/2KICx83
③https://bit.ly/3oeKzDf
川崎重工、水素が動力源の脱炭素大型船を建造へ…世界初
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
最近話題の水素。液化燃料という点で、LNGが一定近い。LNG運搬船は、確かディーゼルと併せて、途中で気化するLNGも燃料として使用していたと思う。ただ全量ではなく、液体のほうが燃料として扱いやすいなどが理由だったような記憶。
水素はKasaiさんがコメントされているようにさらに液化温度が低い。運ぶという観点だけでなく、動力として使うための船内設備はLNGより大変そうに素人的には思う…あとLNGはそもそも資源として偏在しているため輸送が必須だが、水素はわざわざ運搬することで経済的にPayするのだろうか?下記の住商の太陽光使ったグリーン水素もあくまで地産地消の話。それをさらにこうやって運搬すればコストが載る。
https://newspicks.com/news/5555192
そして…Schenkoppさんのコメントが是非見たい!(勝手なお願いで恐縮です…)
EUV出荷は100台を突破、コロナ下でも増収増益のASML
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
これからの注目は、5nm以下のIntelのEUV分を誰が投資するのか?Intelが自社で続けるのか、それともTSMCなりがやるのか?
7nmまではEUVだけでなくArFでもやれる。IntelはEUVでやろうとしていると思うが、いかんせん10nmでも足踏みした。先日の決算説明会(下記)をみると、7nmまではいったん自社で行く方針だろう。でも「今後数年は自社」という観点では、5nm以下はファンドリーでも行けるようにというのは準備しているだろう。
そして7nmでも、10nmのように足踏みすれば、早めに5nmで計画していた設計&ファンドリー出しをやるというオプションを使う。もちろん、7nmでうまくいけば5nmを自社でやることもまだ戦略オプションとしてはあると思う。それくらいIntelにとってIDMモデルは根幹だと思う。
今はなんとか7nm・EUVを達成して時間を稼ぎ、そういう状況だと思う。
https://newspicks.com/news/5556114
Shipping crisis: I'm being quoted £10,000 for a £1,600 container'
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
最近コンテナも不足して、コンテナ運賃もコンテナ価格上がっていることが話題になっている。
それについての記事で、以前は1600ポンド(約22.5万円)で中国・イギリス間を輸送できたのが、今は1万ポンド(約140万円)と6倍ほどになっているという記事。
①、②も併せて。またコンテナ価格自体の上昇については③の一連のTweetが面白かった。過去儲からなかったから撤退して、中国系海運傘下のメーカーのシェアが上がっていて、その中で需給タイトになり一気に値上がり。
①https://newspicks.com/news/5399761
②https://newspicks.com/news/5330996
③https://twitter.com/Malaysiachansan/status/1351529559519182851?s=20

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