DAO経営、第三者に投票権預託 大口出資者の対抗軸に - 日本経済新聞
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タネ社CEOの六人部生馬はアンドリーセン・ホロウィッツから4億円相当のトークン預託を受け、ブロックチェーン企業オプティミズム(Optimism)の意思決定に参加する。
Optimismは、「Optimistic Rollup」という技術を開発。イーサリアムのメインネットワークの負荷を軽減するために、トランザクションデータをサブチェーンで処理し、最終結果のみをメインチェーンに記録する。結果、低コストで高速なトランザクションが可能となり、特にDeFi(分散型金融)やNFTのアプリケーションにおいて高い評価を受けている。
OptimismはDAO(Decentralized Autonomous Organization)として運営され、プロジェクトの重要な意思決定はOPトークンを持つコミュニティメンバーの投票によって行われ、これが自治的かつ透明なガバナンス構造を生み、プラットフォームの信頼性とユーザー参加を促進している。
今回のタネはこの意思決定プロセスに、a16zの代わりに関与するということで、結構大きな話。株主に対して、議決権行使を助言する議決行使助言会社的な側面を持つといアナロジーがわかりやすいかもしれない。