季節調整値で見れば前月比+1.2%と2カ月連続で増加していますので、2月以降の個人消費はやや回復傾向だったと言えるでしょう。 ただ、よりGDPの個人消費の概念に近い「除く住居等」ベースで見ると前年比▲2.0%とマイナス幅が大きく拡大することから、ヘッドラインほど個人消費の判断は良くないでしょう。 背景には、振れの大きい自動車購入が最大の押し上げ要因となっていることがあります。 また、宿泊料や国内パック旅行費が押し下げ要因となっていますので、旅行関連も値上げで実質支出が抑制されていることがわかります。
マイニュースに代わりフォローを今後利用しますか