【円安抑止へ２つの処方箋】レパトリ減税案とNISA国内投資枠、その役割と効果を徹底検証

コメント

選択しているユーザー

• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2024年05月10日

  円安を止めるための処方箋は無いのかという照会は非常に多いものになっています。この点、為替介入や利上げという裁量的なマクロ経済政策はさておき、頭の体操をかねて色々考えているところです。本コラムではレパトリ減税およびNISA国内投資枠新設といったアプローチを提示しておりますが、それ自体が対症療法であることも否めません。
  
  時間稼ぎをしている間に何を成すか、というお話であり戦略と戦術を分けた上での大局観が求められる現状と考えます。
  
  宜しければご笑覧くださいませ。

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2024年05月10日

  米国の経験に基づけば、レパトリ減税は期間限定でやると短期的な円安抑制効果が大きくなりそうですね。
• 天野 正樹

  日本の無形資産を利用して円買いを促す、なんて戦略はどうなんでしょう？。しつこく言ってる(もちろん冗談ですが)ピカチュウが肖像画になってる一億円札、とか。
  アニメや芸能関係、製造業と違い「支払いがほとんど日本円」になると思いますので、「必ず円になって返ってくる」という側面が強いようにも思います。ソフトウェア産業なんかもそうだけど、この国弱いですから。アメリカに「逆やられてる」ようなもんだと思います。