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世界最大級のCO2回収・貯留施設稼働、アイスランドでスイス企業

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  1. 1
    スイスの新興企業クライムワークスが、世界最大規模の大気中からCO2を直接回収し、地中に貯留する技術を活用したプラントをアイスランドに稼働させた
  2. 2
    稼働したプラントは「マンモス」と呼ばれ、回収能力は年間3万6000トン
  3. 3
    マンモスの稼働開始は、CO2回収能力を2030年までにメガトン、50年までにギガトンの水準までに拡大する旅路の証しとなる
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コメント


選択しているユーザー

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    京都大学大学院地球環境学舎 第4期Student Picker

    気候変動に対する技術的な方策はジオエンジニアリングと言われ、この炭素除去(Carbon Dioxide Removal)と太陽光遮断(Solar Radiation Management)があります。後者のほうが国境を超えて農業などにも未知の影響が考えられるので、前者の方が現実的かと思います。しかし、コストがネック。
    世界最大のプラントといっても年間3万6000トン。すでに人類は40GT(40億トン)のCO2を排出しており、1.5度目標には残り275GT、1.7度には625GT、2.0度には1150GTが許容範囲です。これまでに排出してきた二酸化炭素だけでなく、毎年排出している量(2020年度は世界で314億トン)を鑑みると、言うまでもなくまだまだ足りないと言えます。
    新しいビジネスになり得、
    オフセットが論理的には可能ですが、
    本当に1.5度、または2度目標であれ、目標を達成するのであれば
    炭素除去だけでなく、もっと劇的な変化が必要です。


注目のコメント

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    日揮ホールディングス株式会社 プログラムマネージャー /合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 最高執行責任者COO

    DACは大気中から直接二酸化炭素を吸収する技術なので、最大の利点は装置設置場所の制約が少ないことです。その一方、大気中の二酸化炭素濃度は400ppm(=0.04%)しかないので、二酸化炭素を吸収するのに大量の空気を吸い込む必要があります。具体的には1リットルの二酸化炭素を吸収するのに少なくとも2500リットル以上の空気の吸い込みが必要ですし、重量ベースでは1トンの二酸化炭素を吸収するのに少なくとも1650トン以上の空気の吸い込みが必要になります。当然空気を吸い込むのに必要なエネルギーは大きくなるので、本格的な社会実装に至るには、何か技術的なブレイクスルーが必要と思います。


  • 化学メーカー / CVC investor in USA

    ついに稼働ですね。
    まだまだ高価なので、オフテイカーと規制が付いてくるかがポイントだと思います。
    アイスランドの地熱発電で安い電力を使っても高いので、旧来のアミン系官能基での反応+熱脱着では価格を下げきれない($100/ton以下にする)のは難しいと考えています。なので異なる方式のDAC用素材やシステムを開発していかなければいけません。

    ちなみに、自然生態系を整えてCO2を削減していく流れも一部出てきています。DACの設備投資額を考えるとより良い方法にも思えます。一方で、自然由来はどうやって実際の削減量を測定するかが課題になってきています。


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