日本経済のあらゆる問題が「日銀のせい」にされていた…「2%の物価上昇」という無茶な目標が決まった背景
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”経済のあらゆる問題を「金利」で、と考え始めた”と書き換えたい
物価が最重要であり金利を操作する20年だった
金融は高度な知識でもあり知的な議論が面白かった
それで経済のすべてがそこであるかのように思い始めた
他の経済学の分野は金融に比べると劣っている感さえでていた
それで金融経済学者やエコノミストが花形となり日銀審議委員になるのが名誉のようになった。でも机上のリロンであるバズーカなんかたいして効かないことがわかってきた。物価が上がって円安になったら右往左往している。
言い古されたが「(金融政策は)引っ張ることはできても、押すことはできない」が正しいのではないか。デフレ脱却しても実の経済として何をすればいいかわからなくなっている
注目のコメント
若干被害妄想感もありますが、少なくともバブル崩壊から利下げまで1年半以上かかり、ゼロ金利にするまで九年かかったものを、三分の一くらいのペースで急速に緩和していれば、デフレになってなかったかもしれませんね。
とても興味深い議論でした。
1点、付言すると(門間さんのコメントに付言など、おこがましいことは承知のうえで)、諸外国はインフレ基調にあった物価を「抑える」ことに主眼があったのに対し、日本はデフレ基調にあった物価を「引き上げる」ことに主眼があったという、ベクトルの向きの違いがあります。日銀、財務省の御用記事。どの国でも物価は上がる。それは経済成長にはかかせないことでデフレ下で日本経済が低迷したのは明らかに経済政策を担う政治家と財務省、日銀といった官僚の責任で、その責任逃れをいい加減な議論のどさくさの中でなかったことにしようとしている。国益にかなう議論を求む。