福島第1原発、処理水放出5回目 24年度初、7800トン
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あくまで分権で読んだだけではありますが、東電も日本政府も、世界を納得させる為に世界的にも見ても最大限のプロセスで、福島第一原発の処理水を海洋に放出していると思われます。いくつかの工程と監視措置があるわけですが、
1.処理プロセス: 福島第一原発に貯蔵されている水は、水分子から分離するのが難しいトリチウムを除く、ほとんどの放射性物質を除去するための処理を受ける。
2.希釈効果: 処理された水は、一定期間にわたって量を調節されながら海に放出される。これにより、トリチウムを含む残存する放射性物質が、広大な海の中で自然に拡散・希釈される。
3.モニタリング: 放出前、放出中、放出後に、海水の水質に関する広範なモニタリングが実施される。これには、放出地点からさまざまな距離でトリチウムなどの放射性物質の濃度を測定し、安全レベル内に収まっていることを確認することも含まれる。
4.国際基準: 東京電力と日本の規制当局は、国際原子力機関(IAEA)や世界保健機関(WHO)などの機関が定めた国際的に認められた安全基準やガイドラインに従っている
5.透明性とコミュニケーション 処理水の放出状況やモニタリング結果に関する定期的な最新情報や報告は、メディアを含むさまざまなチャネルを通じて一般に周知されている。この透明性は、安全対策に対する信頼と信用を築くのに役立っている。
それでも近辺の魚を食する事への懸念があるのは仕方ないと思う。ただ、安全性を確認する方法はあるそうだし、例えば、安全な魚介類だけが市場に出回るよう、必要に応じて漁獲制限が設けられているとか、それでも心配な場合は、現地当局や信頼できる情報源に問い合わせて、現地の水産物の安全性に関する最新情報を入手することができるそうです。
以前の仕事柄、国際規定の信用度、また検査機関の優秀性が、数十億円に相当するような資源のディールを成立させている事実を見てきた事から、国際機関の信用度を高く評価していますし、なので福島近辺の魚介類を食する事に抵抗はないのでラッキーかもしれませんね。
注目のコメント
年度内に約5万4600トンの放出を予定とのことで保管し続けていたことを考えると大変なコストを割いていたことが改めて分かります。特にニュースにもせず今後も淡々と放出していけば良いと思います。
処理放出を取り上げた共同通信の記事だ。問題の無い処理水放出なら記事にする必要が無いだろう。
4月よりTBS系列が「共同通信」との契約を打ち切りにしているというが、共同通信の経営の方が、処理水放出より気になる。