アルジャジーラの国内活動を停止 イスラエル「偏向報道」と主張
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戦争している国だから言論規制は許容される、というのも不適切。戦争を止めないのはイスラエルの方であり、彼らが提案する停戦交渉の条件も、明らかに停戦を優先したものではない。極右を含むネタニヤフ政権の不寛容性がもたらした結果。
注目のコメント
BBCが経緯をより丁寧に報じています。
https://www.bbc.com/japanese/articles/clkejwwpkkdo
イスラエルの議会は４月に、政府にテレビ局の放映を禁止する権限を与える法案を可決しています。
昨年10月のハマスによるテロにおいては、アルジャジーラの記者を兼務したハマスのテロリストがいたと報じられており、アルジャジーラへの批判は強まっていました。
https://mainichi.jp/articles/20240215/k00/00m/030/023000c
立場により見方は異なりますが、イスラエルからすれば、ハマスのテロリストがいた組織を危険視し、その報道をハマスを擁護するプロパガンダと見るのは自然でしょう。
カタールはこれまでハマスを支援してきており、ハマスの指導者ハニヤ氏もカタールを拠点に活動しています。
https://jp.reuters.com/world/security/WH5RSV67GZI7NHR3DRH6TSYYS4-2024-04-12/
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2023/10/31/35499.html
イスラエルにおいて、アルジャジーラが今まで閉鎖にならなかったほうが不思議だとするような意見もあります。曲がりなりにもイスラエルは自由民主主義国なので、戦時下といえど言論の自由は確保すべきでは。イスラエル国内だけの問題ではなく、国際祭社会がイスラエルをどう見ているのか、という観点が欠如していると言わざるを得ない。
