日米ミサイル開発、4600億円 極超音速迎撃、30年代半ば
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「ミサイル開発」といっても、攻撃してきたミサイルを撃ち落とすための防衛用の地対空ミサイルの話です。
現代の戦争ではミサイルは可能な限り撃ち落とすことが望ましく、国内のインフラが連日ミサイルで破壊されるようになると、士気や世論にも関わります。
ロシア軍が最もよく使うマッハ0.8くらいのミサイルであれば、
ウクライナ軍でも9割程度は撃ち落とせるし、
イスラエル軍なら100%でも撃ち落とせます。
しかし、ロシア軍の超音速ミサイル、キンジャール(マッハ10)になると、ウクライナ軍ではほぼ撃ち落とせません。
核弾頭を搭載されると、大損害が出ます。
北朝鮮も超音速ミサイルの開発を進めており、中国にいたってはマッハ10に達する弾道ミサイル東風ZFをすでに配備しています。
ミサイル防衛の水準を向上させていくべきなのは明らかですが、困ったことに、10年もすれば、各国の攻撃用のミサイルも速度と数を大いに増やしているでしょう。イランがイスラエルを向けて4/13にミサイルを3000発打ったうち、極超音速ミサイルは迎撃網をすり抜けてイスラエルを着弾したことが判明しています。極超音速ミサイルは、ロシアも保有しています。案件としては日米協力で良いのですが、問題は契約の中身です。日本は、金だけ出す金づるにならないかどうか、ちょっと心配です。過去に何度もそういうことがありましたからね。