「AIが人間の仕事を奪う」は日本では当てはまらない…労働市場の専門家がそう断言する日本ならではの深刻事情
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「人と直接触れ合う対人業務は、相対的に必要なタスクとして残りやすい業務となる。」
数年前、大阪に拠点を増やそうとシェアハウスを探したが、あまり見つからなかった。
東京には大量にシェアハウスがあり、私は就職して実家を出て以来、シェアハウス以外に住んだことがない。
そこで、なぜか?を考えた。
私なりの答えは、大阪の人は日常生活でコミュニケーション取ってるから、わざわざ家出まで他人とコミュニケーションとる必要がないから、だった。
逆に東京は、本音は言いづらくビジネスライクな文化なので、人と触れ合いたくなる。
高齢の方が病院に行ったり銀行に行くのは、窓口の方とコミュニケーションを取りたいからだ、というような話も聞いたことがある。
何を言いたいかというと、きっとコミュニケーションが欲しくなるものは、相手に取っての労働の中で行われるには時間が足らず、普段の生活の中で補っていくような仕組みや文化が必要なのだ。
離れている時に様子を伺えるものとしてSNSがこのまま活用されるのか、それ以上のなにかが生まれてくるのか、はたまたリアルに振り切るのか。
どんな風に時代は動いていくんだろうか。
注目のコメント
日本の人手不足はその通りですが、2040年には汎用協働ロボットが実用化されているかもしれません。そうなれば職種によっては人手不足以上に自動化されるでしょうね。
医療介護と建設は100%代替は難しいですが、汎用協働ロボットで飛躍的な生産性向上はありそうです。労働人口が減少していく日本では、AIが人の仕事を奪うのではなく、AIに一部を代替して人手不足を補ってもらわざるを得ないというのがこの記事の趣旨だと思います。
そういう日本独自の状況でのAI活用が進むであろうと思いますが、そこでもう一つのハードルは労働人口の年齢構成です。例えばZ世代は日本では人口の15%ですが、海外の平均は30%です。
言わずもがな、若い働き手のほうがAIを活用したスキルの習得は早いと思います。
構成比の多くを占める中高年齢層が、いかにスムースにAIを活用した自動化業務にスキルシフトできるか?
ここがポイントだと思います。この記事に記載のあるような労働力不足と、AIやロボットの進出による失業者の増加がどのようにバランスするのか、あるいはしないのかは要注目です。
職のポストが十分あり、休職がたくさんいても、本人の希望や職業への先入観などで、自動的に充足されるわけではないので、募集枠と就職希望者の両方が高い状況になるのではないかと見ています。