「悲観は1ドル=230円、楽観は120円」歴史的な円安からの乱高下…今後のシナリオを専門家はどうみる
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そもそも「為替相場は予測できない」というのが、ファイナンス理論の帰結です。
ただ、記事にある分析のように日銀が大胆な利上げをするとは考えられません。
景気の過熱どころかインバウンドを除けば停滞している状況での利上げは、住宅ローン金利や企業への貸出金利の上昇で景気を一掃冷やしてしまいます。
むしろ、FRBの利下げによる円安是正効果の方がずっと現実的です。
悲観シナリオは「有事のドル買い」で230円とのことですが、230円になるほとの有事となれば台湾への中国進行くらいの大きな出来事でしょう。
中国が台湾に進行すれば日本も韓国も大打撃を受けます。
そのインパクトは到底計り知れないものになるでしょう。
注目のコメント
この円安が平常化すれば良いと思う。
そうすれば日本人は輸入品を買えなくなって日本企業が作ったものを買うようになっていく。
良い悪いではなく買えないから日本製品を選んでいく。
そうしているうちにまたメイドインジャパンが世界にも出ていくこともあるかと思う。まさに昔の円安の時のように。日本銀行のような、中央銀行の役割は、「物価安定」と「雇用の最大化」である。
為替について日銀が重きを置く必要はなく、むしろ、為替に対応するための利上げをすれば、「物価安定」と「雇用の最大化」を放棄する事になる。
為替の安定を取れば、自国の金融政策の独立性が失われる、という国際金融のトリレンマの状況(^_^;)
国際金融のトリレンマ
https://www.iima.or.jp/abc/ka/21.html
為替よりも、むしろ、日銀には「雇用の最大化」を注視する事が求められる。
マスコミは「円安ガー」などと叫びますが、円安も仮に200円になれば日本経済全体にとって良いのか悪いのかを冷静に見た方が良いと思います。
円安によって相対的に国内産業の需要が増え、国内の雇用が増え、賃金が増える。国内供給能力の問題はあるでしょうが、環境が変わればマインドも変わり、日本で作った方が、日本で効率的に対応した方がQCDが良くないかと思うようになる(国内供給能力を増やす、国内での代替品を探し作り使う)。
円安、日本にとって悪いとは思いませんし、物事は良い面と悪い面がありますからプラスに考えるのが良いのでは(^_^;)