中国BYD、売上高が予想に及ばずー積極的なEV値下げが利益圧迫
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- 1中国最大手の電気自動車メーカー比亜迪(BYD)は1-3月の決算で売上高が予想に届かず、ラインアップの値下げが業績に影響した
- 2純利益は前年同期比11%増の45億7000万元で、売上高は1325億3000万元の予想に遠く及ばず、増収率は4年ぶりの低いペースとなった
- 3BYDは電気自動車とハイブリッド車の販売台数が14%増の62万台強で、輸出台数は153%急増した
コメント
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EVは車の未来であることはいまだに日本のコンセンサスではないようですね。
これはとても危険の状況です。
なぜなら、車産業は日本の花型産業です。
日本の国力の基礎の部分といえよう。
伝統自動車を放棄しなくても、EV、ハイブリッド、
水素エネルギーなど様々な分野にプレーヤーがいないとリスクが大き過ぎます。
日本の車メーカーはいまだに車が移動道具と見ており、認識は遅れています。
車は家、会社以外の第三空間であり、
情報機器でもあり、エンタテインメントの性質も増している。
BYDの車は360°自動回転、
浸水道路でも普通に走れるなど、他のメーカーにないイノベーションを起こしている。
そういうところに目を瞑れば、日本の自動車にイノベーションを期待できず、マーケットシャアは奪われるでしょ、その際は日本の製造業は総崩れだ。
日本の稼ぎ頭が弱くなったり、金融や他のサービス業も衰退するでしょ、さらなる失う30年の始まりになる。
まじって危機感を持ってほしい。
注目のコメント
台数成長はあっても、値下げで増収率・粗利率の低下というのはTeslaと同じ状況。
一方で、競争のなかで他社も同じような状況で、新興企業の中ではBYDやTeslaのような強いプレイヤーが残りやすい環境。一種の締め殺し的戦略とも言える。
その時に内燃・HVがあり、工場や販路含めて規模が大きい既存企業が、どれくらい粘ったり儲け続けて、新興勢のなかで強いところといかに競争していくか、というフェーズ。BYDのみならず、これまで様々な産業で中国は市場を価格面では破壊してきた。プロダクトマーケティングで言うところの価格コントロールのタガが外れることが多かった。太陽光しかり。
製品が結果的にコモディティ化すると須くそうした価格競争の展開になるので競争の軸をずらし続けることが重要になる。アナリスト予想の1325億3000万元に遠く及ばずって書いてあるけど、アナリストってどこの誰なのか気になる。ある個人の予想なのか、複数人の平均なのか。あと、BYD自身が計画してた数字とどれくらい乖離あるかも気になる。