従来のVC投資モデルは崩壊したのか? 3500万ドルを調達したSecretの失敗が問いかけること
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良い問いかけだ。「VCにはGoogle Vantures、Kleiner Perkins Caufield & Byers、Index Ventures、Redpoint Ventures、何人ものエンジェル投資家たち、ベンチャーキャピタリストであるMarc Andreessen氏」が出資したベンチャーだ。でも早々と失敗した。
僕から視て、少なくとも2つが不可解だ。一つは、どこがリードVCだったかが不明だった点。恐らくGoogleだったのだろうが、緩すぎたと思う。もう一つが、なぜFounderが600万米ドルものお金をこんな早い時点で、株式の売却で現金化したのだろうか。結果的に起業家が600万米ドル儲けて、VCの投資家が全損した。
VCには投資の失敗はつきものだが、良い失敗と悪い失敗がある。今回のは、筋が悪い失敗だったと思う。ちなみに、グロービスは、ほぼ全ての案件でリードVCとなり、起業家と信頼関係を作りながら、一緒にリスクをとり進める。
今回のはVC投資モデルの崩壊ではなくて、起業家とVCが信頼関係を作りながら、相互に意思の疎通をしながら進められなかっただけのことだと思う。いい示唆。
「VCが投資する時の基準となる価値。
①革新的な製品を進化させること。
②ファウンダーの専門性とビジョンを支援する事。」
尊重し信頼しきる事が、大事。
当然、だからこそその前に厳しい投資契約の為のぶつかり合いがある。