サハラ砂漠で「ワグネルの残党」が暗躍している理由…「民間軍事会社」から見えてくる「戦争の本質」
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ロシアがウクライナ戦争で手一杯にもかかわらず、アフリカでの影響力を維持できているのはなぜでしょうか?反欧米色を強めるニジェールなど西アフリカの国々をみると、いずれも民間軍事会社ワグネルが活動を展開し、欧米諸国との決別の方向に導き、ロシアとの関係強化へと踏み切らせていることが分かります。
アフリカにおけるロシアの影響力拡大の“切り札”として機能してきたワグネル・・・、「プリゴジンの乱」以降、ロシアは国防省傘下の準軍事部隊「アフリカ部隊」を使ってワグネルの利権を再編し、アフリカでの影響力確保に努めているようです。
軍の別動隊として、政治指導者の政治目的を達成するための便利なツールとして機能してきた「民間軍事会社」。その役割や実態について、拙著『民間軍事会社 「戦争サービス業」の変遷と現在地』と合わせて紹介させていただきました。
ご興味のある方は是非ご一読をお願い致します。