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欧州は「消滅の危機」 仏大統領、防衛強化訴え

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    (追記)マクロン大統領の演説原文を読んでみると、
    https://www.elysee.fr/emmanuel-macron/2024/04/24/discours-sur-leurope
    「リスボンからオデーサまでのヨーロッパ」といっていて、この箇所が一番問題ですね。
     かつてド=ゴールは、「大西洋からウラル山脈までのヨーロッパ」といっていて、その盟主にフランスがなるという、大時代錯誤なことをいっていました。
     さすがにその頃と比べるとヨーロッパの範囲が縮むのはいいとして(ロシアは入らない)、「オデーサまで」というのは、ドニプロ川より東のウクライナの領土はどうなるのだ、という話になります。
     マクロン大統領がどういうつもりで言ったのかはわかりませんが、「フランスはロシアと取引してウクライナの領土を切り売りするつもりか」という疑念を招きます。

    フランスは「ヨーロッパの自立」を唱えるのが好きです。
    (そして、フランスの中では、「自立したヨーロッパ」の盟主になるのはフランスであることが自明視されています。
    経済力においてはドイツの方が圧倒的に大きいのですが)

    フランスがたびたび、「ヨーロッパの危機」を唱え、「米国からの自立」を唱える(場合によってはロシアとの協調も)のは、この、ヨーロッパの盟主としてのフランス、が見果てぬ夢であるからです。
     ナポレオン時代の1810年代が最盛期の国なので、時代錯誤なのですが。
     日本が、大東亜共栄圏の盟主、になろうとするくらい時代錯誤です。

    フランスは、そういう過去にすがって現実を直視できないところがあります。


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    ちなみに中国は、欧州各国との会合の際、Strategic Autonomy(「戦略的自律性」ないし「戦略的な自立」)を推し進めるべし、と背中を押すのが通例になっています。ロシアも、「米国覇権の特徴の一つは諸国の自律性を抑え込むことにある」というナラティブを使うことがあります。皮肉な逆説ですが、各国に自律性を追及させておく方が国益に叶うという、中露側の判断なのでしょう。「我々は米国の従属国ではない」と唱える一方で、マクロン氏自身も、「消滅」しないためには引き続き米国をどうコミットさせておくかが重要であるという現実もよくわかっていると思います。

    余談ですが、インドの戦略的自律性は、これは長年の議論の蓄積を経てもはや深淵な概念に発展してしまっているので、単純比較はできなさそうです。また日本のは、こちらは主に経済安全保障の文脈に閉じられているので、重なる部分もあれば、重ねられない(重ねにくい)部分もあるように思います。この辺の比較研究の成果がそのうち紹介されるようになるかもしれません。


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