住友商事、2000億円投じ蓄電池網 再生エネを安定電源に - 日本経済新聞
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九州は最も安く電気が流通している地域だとご存知でしょうか。
日本卸電力取引所の直近の価格では、東京が11.05円/Kwhに対して九州は7.58円と32%も安く取引されています。https://bit.ly/3xREt6p
これだけスプレッドがあれば、九州の送配電事業者は電力を東京で売れば大きな儲けになりますし、東京の電気代も下がります。
しかし、九州の電力システムは中国エリアとしか接続しておらず、接続容量は250万kWと少ないインフラ状況で、他地域に電力を流したくても流せない状況です。
よって、九州では太陽光と風力の発電量の約6.8%を捨てています。
日本全体では17.6億kwhの電気を出力抑制(=捨てている)していますが九州は実に58%の10.3億kwhに及んでいます。
九州では、九州の太陽光発電量相当電力が余り、捨てられています。
今日の記事は、この捨てられている電気を、日産リーフの廃車から出る劣化蓄電池を沢山集めて蓄電して、売ろうという話です。
中国では、こうした事態を見越して、へき地にある太陽光・風力発電所から沿岸の電力消費地まで莫大な量の送電システムを整備しており、廃蓄電池取得用にEV補助金を大量に注いで、年1千万台と言う大量のEV産業を築き上げ、50ギガワットの蓄電所を築きました。