「出張経費で泊まれるところ少ない…」首都圏ホテル代、1年半足らずで2倍以上 地方企業やビジネスマン、高騰に苦慮 社規定見直しの検討も
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海外担当部門で働くことが多かった1990年代、出張や旅行で海外にいくたびに、「我々は当たり前のようにこんなホテルに泊まるけど、現地の人たちは簡単には泊まれないだろうな」なんて失礼なことを言い合ったものでした。
その後、我が国は通貨価値の毀損策を積極的に取り続け、円の実力(≒実質実効為替レート)は当時の半分以下に落ちました。日本人にとって海外の物価は高く、外国人にとって我が国の物価が安いのは当然です。
多くの外国人が泊まるホテルは、サービス業の中では世界的な一物一価が比較的働き易い業種です。日本人がホテル代を高く感じるのは、円の購買力が世界の中で大きく落ちたからにほかなりません。日本のホテルに泊まる外国人は、私がかつて口にしたような言葉を、日本のホテルで、たぶん呟いていることでしょう。
オミクロン株が拡がって、感染しても症状が出なければ気にしない普通の病気として諸外国が新型コロナ感染を扱い始めたころ、異次元の水際対策を執拗に続ける日本政府を皮肉って「円安で全てが強烈に安くなった日本に外国人観光客が押しかけて安い安いと買い物したり遊んだりするのを目にしたら、日本の庶民が貧しさを実感し、需要が増えて物価が更に上がって支持率が下がらないとも限りません。まさかそれを怖れているわけじゃやないですね」と書きましたけど、正にそういう状況が生まれているような・・・
https://newspicks.com/news/7551730/?ref=user_1228737
通貨の強さは国の強さの反映です。円安のカンフル効果に頼って企業と産業を国内で育てる策を怠った我が国が、途上国並みの豊かさに逆戻りする兆候の一つで無ければいいけれど、何だか寂しい話です (・・;ウーンでもリモート会議の普及で、相応に出張が減ったんじゃない?
ってか、外部環境要因で変動するアンコントロールな費用を、いつまでも本人に精算させるから社内規定に悩むのであって、社の経費精算システムにじゃらんみたいな統一予約サイトを連結させて予約させれば良いじゃんっていつも思う。付加価値のないことで従業員を悩ませんなよって話。
こういう時こそ、アメリカ企業では!の話を聞きたいなぁ。こんなアホらしいことで悩んでないと思うけど。長年、物価が変わってこなかったので規程で定められている経費精算可能上限額を見直されることは無かったのでしょうが、本来、規程は経費精算上限額以外の部分についても毎年見直すべきことです。
規程の見直しは、内的環境の変化だけではなく外的環境の変化に応じて行うべきで、かと言って『都度』『適宜』といった見直し頻度だと見直しすることを失念してしまうので、最低でも年一回、ある時期になったら全ての規程の見直しをするのは内部統制として基本です。