新生Vポイント誕生、競争激化へ Tポイント統合、利用者囲い込み
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記事中、「Tポイントは名称がなくなるが、既存のポイントはそのまま使えて、手続きをすれば新生Vポイントに合算もできる。」とありますが、間違いかと思います。新生VポイントはTポイント(下記のポイント機能①)です。運営会社は引き続きCCCグループです。
非常にわかりにくいので、まとめてみます。
【ポイント機能】
①Vポイント(旧名称Tポイント):CCCMKHDが運営▶︎いわゆる新Vポイント
②Vポイント(旧名称Vポイント):三井住友カードが運営
両ポイントはID連携することでVポイント(旧名称Tポイント)として合算
※CCCNKHD(CCC60%・SMBCグループ40%)
【決済機能】
VポイントPay:三井住友カードが運営
アプリとID連携したVポイント(旧Tポイント)又はVポイント(旧Vポイント)からチャージ可
ちなみに、ID連携した会員がVポイントを三井住友カード側の特典に交換する場合、契約上・システム上は、Vポイント(旧名称:Tポイント)からVポイント(旧名称:Vポイント)に一度ポイント交換した上で特典に交換することとなります。
注目のコメント
他のポイントは、携帯の通信料払いや楽天での買い物等月額でそれなりの金額を使うので、ポイントを貯めようとせずとも貯まりますが、Tポイントは加盟店を把握した上で、少額でもこまめに毎回カードなりアプリなりを提示してポイントを貯めていかないといけないので、なかなか大変です。Tポイントが勝手に貯まるのはTSUTAYAでの利用になりますが、TSUTAYAの店舗が激減したのでTポイントが弱くなったわけで
時代の節目を感じますね。QR決戦にある程度決着がつき、よりポイント軸から金融軸でのポイントが主戦場になりますね。また手数料の高まりから、ある程度の規模がある流通業は独自決済とポイントに回帰する流れが始まってきました。
サツドラグループは流通と「EZOCA」のデジタル地域通貨化で独自の地域経済圏を目指しています。決済までを含めて“金融”と捉えた時、日本においてはクレジットカード払いのシェアが高いですが、急速的なバーコード決済の普及によって、金融のパワーバランスが変わって来ていると思われます。ポイントは決済と紐付きが強いため、三井住友として今後どんな戦略を展開するのかは気になりますね。