過去5年で「ヒンズー国家」化進展=モディ政権2期目、少数派は危機感―インド
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- 1モディ政権はヒンズー教徒の利益に沿った政策を実行し、イスラム教徒の危機感が高まっている
- 2政府は差別的との批判があった改正国籍法を施行し、イスラム教徒に市民権を与えない方針を示した
- 3モスク跡地にヒンズー教寺院を建設し、ヒンズー至上主義団体の支持を示している
コメント
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どんどん世界の画一化が進められてる。今インドでは少数のイスラム教徒が減少し、ヒンドューが増えてきている。やはり統治する側としてはこの方がやりやすいのだろう。大きいものはより大きく、小さいものはより小さくなる世の中なのだと思った。
注目のコメント
インドはヒンドゥーが72%で最大多数派の国ではありますが、
イスラーム 14%
キリスト教 5%
シーク教 2%
他にジャイナ教、仏教など、あまりにも多様な人々がいます。
その最大多数派のヒンドゥー教徒が、ムスリムのムガル帝国によって400年の支配を受けたことこそ、モディ政権の母体であるヒンドゥー主義運動にとっての最大の屈辱の歴史です。
英国植民地時代は、英国人が広めたキリスト教に改宗したインド人が優遇されました。
この屈辱から失地回復するためにヒンドゥー主義運動は150年かけてここまできました。
英国に対する武装蜂起を繰り返しては敗れ、牛を食べるムスリムを殺害し、ガンディーを暗殺し、世俗主義のインド国民会議からついに政権を奪取しました。
ヒンドゥー主義運動は、今後も、政権を手放す気はありません。
歴史教科書を書きかえ、ムガル帝国時代の建築を破壊し、一貫して「ヒンドゥー教のインド」であった歴史を創作して教育しています。
少数派が抵抗しても勝てる余地は少ないですが、今後も衝突、紛争は起きていくでしょう。