ドルは今夏に170円まで上昇も、米当局が様子見継続なら-ソシエテ
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- 1米金融当局が利下げを待つ姿勢を維持すると示唆する場合、夏にかけてドルは170円まで上昇するリスクがあるとフランスの銀行ソシエテ・ジェネラルはみている
- 2チーフ為替ストラテジストのキット・ジャックス氏は、ドルが150円を上抜けて上昇を続けていることでドル強気派が勢いづいていると指摘。過去30年間にドル円相場がオーバーシュートした例を参照すると、さらに13%動くと見込まれるという
- 3ジャックス氏によると、心理的に大きな節目を破った後で米金利見通しの期待が修正される時が最も危険で、1ドル=170円が実現するとすれば、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)までにあるだろう
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2020年と比べ、対中国人民元で、円の価値は3割以上下落しました。
中国のSNSでは、ブリンケン米国務長官の下記名言について、
「国はテーブルに就けなければ、メニューに載せることになる」(eat-or-be-eaten)
日本がメニューに載せられているかと熱く議論しています。
論拠の一つとして、円は急激に安くしている背景で、日本は1.25兆ドルの外貨準備高を持っていますが、ほとんど米国国債の買い入れに使って、日本の米国国債保有額は1.15兆ドルになります、しかも今年はどんどん保有を拡大し続けています。
財務省は口先介入をしていますが、介入に使える米ドルが余りないで、日本は米国国債を売ることができなく、逆に毎月追加購入します。
出典:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA06AUH0W3A400C2000000/
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/OQIAAT3OO5KX5AUNBZOKNK6HTY-2024-03-20/
注目のコメント
米国が今のところ容認している円安は以前は「近隣窮乏策」と呼ばれ、海外から非難された。
円安は企業収益を潤す面はあるが、それが賃上げにつながらずに消費が物価高に負け続けるリスク。循環の方向は変わったが、効率的サイクル未実現という意味での結果は変わっていない。東日本大震災の頃と比べて、円建て財産の価値は半分以下に落ちてしまいました。円だけでなく海外主要先進国の通貨建てで収入を得られたらいいのにと、最近思うことが多いです。かといって海外不動産投資はハードルが高いですね。