イラン、イスラエルによる無人機攻撃確認-試みは失敗とも主張
AI要約(β版試験運用中)
- 1イスラエルによる攻撃をイラン国営メディアが確認
- 2イスラエルは報復攻撃を計画中
- 3イランはイスラエルへの直接攻撃を避ける方針
コメント
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ミサイル、と具体的な攻撃手段が明示されていますが、イスラエルの公式な反応を確認したいところ。国境を越えた攻撃の応酬、しかも両国の間に複数の他国が存在する複雑な地域でもあります。かつてイランの原子力関連施設に不具合が生じたことがありました。表面上はわからないものの、ウイルス“トロイの木馬”が仕掛けられたと言われています。分析にあたった米関係者を取材したところ、イスラエルによるものとの見立てでした。人的に侵入が難しい閉鎖エリアへ、人的に持ち込まれたと。原因は感染したusb。この時代よりも精密化したサイバー攻撃が今なら行われるのではないか。個人的にそう考えていましたが、ミサイルを手段として使ったとしたら、さらなる報復の連鎖が心配です。
注目のコメント
イスラエルのイラン攻撃自体は間違いないと見られていました。
ただ、やり方としてサイバー攻撃だけにとどまるパターンや、人的被害が出ない(事実上事前通告した上での)攻撃、または核関連施設まで破壊するやり方など色々なシナリオが考えられていました。
まだ人的な被害を含めて全容が見えないのですが、イスラエルとしてはこれ以上のエスカレーションも視野に入れて攻撃した印象。被害の詳細と、それに伴うイラン(特に最高指導者ハメネイ)の反応に注目です。
イランはここ数日、あらゆるレベルで「やられたらやり返す。それも高いレベルで」というメッセージを出し続けていました。
ここまでの流れは以下の記事にまとめています。
【基礎から解説】イランのイスラエル攻撃で、次に起きること
https://newspicks.com/news/9849507イスラエル軍が攻撃した目標:
イランの核施設がある都市、イスファハン。数ヵ所で爆発。
イラクの首都バグダード、イラン革命防衛隊の幹部がいたビル。
シリア南部の都市スワイダ。
ただし、イスラエル政府も、イラン政府も、この攻撃について、今のところ何ら声明は出していません。
イスファハンで起きた爆発は、イラン軍の空軍基地で起きています。つまり、イランが4月13日にイスラエルの空軍基地やったように、イスラエル軍もイランの空軍基地にミサイルを撃ち込みました。
そして同様に、少なくともイラン国内においては人的損害は限られたものでありそうです。
イラン政府(革命防衛隊)としては、イスラエル軍のミサイルを1発も撃ち落とせなかったのはもちろん、空襲警報すら出す間もなく攻撃を受けたのは、屈辱的ではあります。
もとより明らかなことですが、軍事能力ではイスラエルの方がはるかに上です。
そうであるからこそ、イランとしては、この攻撃にどのように対応するのか、国内向けにどのように発表するのか、迷っているところでしょう。
極端にいえば、なかったことにするとか、「事故」として済ます、という対応も考えられます。
イスラエル軍がやったということは誰もがわかっているし、誤魔化しようはありませんが。やはりイスラエルはイランへの報復に出ました。現地報道によると空港や軍事施設のほか、核施設周辺など数カ所で爆発があったようです。カギはバイデン米政府がイスラエルのネタニヤフ政権をどれだけコントロールできるかにかかっています。支持率が落ちているネタニヤフ氏が暴発するリスクも否定できません。