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ドバイで「過去75年間で最大」の大雨 1日で2年分の降水量

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  • 国内航空会社 気象予報士

    ドバイでは現地時間で15日午後から16日午後にかけて断続的に雷雨となりました。特に16日午後の雷雨は強いうえに5時間程度続くものであったため、この雷雨で排水が追い付かなくなるなどの状況が発生したと考えられます。ドバイの空港でも大きな影響があったということですが、日本の例えば羽田でも5時間も雷雨が続いたら大変な影響が出ます。

    この時のドバイ上空にはジェットの蛇行により上空の寒気が入っており、これで大気が不安定となって積乱雲が発生し、雷雨が持続したと考えられます。ドバイの年間降水量が68mmなのに対し、今回の15日から16日にかけての雨量は164mmに達しており、想定以上の大雨に対応できなかったのではないかと考えられます。日本でも都市部の雨水の排水は時間雨量50mmが一つの基準で(最近は一部では75mmまで強化されていますが)、3時間150mmというような雨になると土砂災害も含め何らかの重大な被害が発生する可能性がぐんとあがります。

    砂漠地帯は降水量が少ない、降っても地面が濡れる程度というイメージがあるかも知れませんが、むしろ逆で、降るときに一気に降ってしまい、その時は洪水になったり一時的な鉄砲水が流れるワジがあったりするものの、すぐに流れてしまい有効に使える水資源が結局少ないというものになります。今回の例も、典型的な砂漠における雨という印象を持ちます。


注目のコメント

  • 技術職 、化石産業

    中東ってほとんど雨降らないんでしょ?と思うかもしれませんが、長らく石油王の下でこきつかわれた経験で言うと、11月から4月くらいまでに10回くらいはふります。

    何が嫌って、砂漠からの砂と相まって、外に置いてある車だとすぐ汚くなること。そして、路上で雨が降ったことがない地方出身の人が多い国なので、スリップが多発すること(雨で路面が濡れるとスリップするって知らなかったと真顔で言う人も)。


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    コーポレイトディレクション Managing Director

    先日、ニューヨークで地震があったというニュースに、地震国日本から見たら大した震度ではないのに騒いじゃって、みたいな反応は、東京の大雪で交通機関が乱れるのを雪国の人が見たときの反応と一緒の構造だけど、少ないリスクに対してインフラ全体が備えるコスパが悪いので、対策されている地域から見下すのは意味ない、という趣旨のコメントを書きました
    それを見たドバイ在住経験のある友人が「ドバイのインフラは排水という概念がないのですぐ水浸しになる」というコメントをくれて、なるほどーと思っていたところでしたが、本当に起きてしまいました


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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    ドバイで2年分の雨といっても、日本だとそこまで珍しい雨量ではありません(もちろん多いといえば多いですが)。自然災害は雨の絶対量より、普段よりどれだけ多く降るかなんですよね。社会のインフラが普段降る量に合わせた形になっているので…。


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