「自分が快適なのが一番」パジャマで出勤しはじめた中国の若者たち | “進化系”オフィスルックに衝撃
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楽なスーツってあれを許せる文化を作ったのが発明みたいに言われてますが本来のスーツとは全く異なる安い生地(安物で品質が悪いという意味ではなくドライ機能など良い面もあるが純粋な単価比較では安価という意味)でスーツを作ってもいいというゲームチェンジを果たしたことに意義があると思います。
ただしワークマンやユニクロも入ってる通りに参入障壁が下がるので持続的なビジネスであるかは見通し不透明ですね。一方でスーツっぽさが求められない働かき方の人まで新たに「これなら着たい」と思ってもらえれば裾野は広がりそうです。
佐川急便が昔ユニフォーム姿の配達員と「セールスドライバー」という名称を前面に出してTVCMを流したのはお茶の間向けのアピールでなく配達員に向けて「お前らしっかりせえよ」というメッセージでありインナーコミュニケーションの成功事例としても知られてます。新たにスーツ系ユニフォームの着用に切り替える業種もこれから増えるかもしれません。なお私はホテルのフロントの人がただのスーツでなく少しスチュワードっぽい感じのユニフォームなのが好きです。
注目のコメント
紳士服のAOKIが「パジャマスーツ(1万円ぐらい)」というのを出してるじゃないですか。ユニクロのセットアップも上下合わせて8000円ぐらいだし、何も考えなければそれで十分。
バブル時代に高いスーツを着ていた私も最近は服には金をかけなくなった。
ただしスニーカーだけはお金をかけてる。足下がよければお洒落に見えます。一部だとは思いますが、社会の個人化を示す面白い現象ですね。
装いは「個人の嗜好性」だけではなく「他者の目」をどれくらい気にするか(内面化するか)によって変わってきます。顧客折衝の無い職種がカジュアルになるのは万国共通です。顧客の目が気にならないから。
また、中国は初対面の他者への信頼が低くて既知の知人への信頼が高い、極端な「身内びいき」社会です。だからこそ通勤途中の「見知らぬ他者」の目が気にならず、社内の「身内」の評価が変わらないならもう装いを気にしないのかもしれません。日本も同様の社会なので、日本でも増えてくるかも。
あとはパジャマ通勤者たちが、電車通勤なのか車通勤かも知りたいですね。