前年比44%増、年収710万円…初任給”爆上げ”企業の舞台裏
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良いことだと思っている。
20年ほど前だが、新卒で就職活動をしていた時に、あまりの給与の横並び感(月収20万円台前半)に違和感しかなかった。
もちろん、給与に加えて、残業代・手当・ボーナスの出やすさ、寮など福利厚生、退職金制度やその後の給与の上がり方も違う。ただ、一生同じ会社に勤めているとは全く思えず、一定年数経てば給与の差が企業間で出てくる(当時は今より社員の間では給与差は出にくかったと思う)と思った。
そんな違和感から、そういったものがない外資しかほとんど受けなかった(とはいえ外資でも年収450-800万円くらいで今から考えるとバラツキが抑えられている感もあるわけだが…)。
給与は、仕事や人生の良くも悪くも一部。一部でしかないともいえるし、人生のお金で解決できることややりがいを感じることに不安・不満なく望めるかという意味では大事な一部。
新卒含めて給与に差が出るということは、どれくらいの給与で自分は満足できるかを考えるキッカケとなる。そして「給与という市場価値」とどう付き合っていくかという経験値が溜まりやすいと思う。
自分は報酬という外的動機より、好き嫌い・納得できるかという内的動機の方がはるかに大きい。なので「市場価値を上げる」ことは考えたことがあまりないが、上記の新卒の時のように、納得感がない意思決定をしたくない(ちなみに、新卒時の給与くらいに戻る転職を納得感をもってその後している)。
市場価値が上がりやすいスキルもあるし、仕事以外でやりたいことは誰しもある。人生の時間という有限かつ希少な資源を、いつ何に使うのか。横並びであれば考えなくていいが、そうでなければ考える。給与にひかれてやりたいことでなかったり、やりたいことで決め過ぎて給与が少なくて後悔することなどもあろう。そういった一個一個の意思決定で、人生でのお金・給与・仕事との付き合い方が上手くなっていくのは良いことだと思う。
最近社内の方がキャリアについて発表されいて、とても良い言葉だなぁと思ったのが「この3年で次の10年を買う」。
良い経験をすることは、その後の給与を伴ったキャリア機会につながることが多く、人生にとって良い投資。
注目のコメント
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OpenWorkのクチコミを見ると、残業時間について厳しいコメントも散見されますので、今後どのように残業の実態が改善されていくかがポイントだと思っています。こういったチャレンジは心から応援しています。初任給が上がるのは良い傾向ですね。やっと人材不足が給与に反映されてきました。素直に評価したいです。
でも人件費増に応えられるのは、利益率が高いか、成長している企業だけです。企業間格差が広がり、中途採用含め人材流動化が進むでしょう。高給与の企業に人材が集まれば、全体として給与水準が上がるので期待したいです。賃上げ企業の理由が儲かっていて上げているのか、人材確保のためにあげているのかを見分けるには、ボーナスを見ればいいでしょう。
本当に儲かっていれば従業員皆のボーナスも上がりますから。