為替市場について、米などの財務官・中銀幹部と頻繁に連絡=神田財務官
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- 1神田真人財務官は日常的に、米国を含む主要国の財務官や中銀幹部と頻繁に連絡を取り合っていると述べた
- 2日米韓財務相会談を開催する方向で調整していることを明らかにした
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これまでは円安がじわじわと進んできただけにボラティリティが高まった訳ではなかったほか、市場が材料視する日米の金利差の背景が両国の中央銀行にとって各々合理的な政策運営による面が強かっただけに、為替介入の実施にとって納得感のある説明が難しかった印象があります。
これに対して、それ自体が決して望ましいことではありませんが、中東情勢に一層の不安定化のリスクが高まるようであれば、為替介入も、国際金融システムの安定維持の一環として合理化される余地が新たに出てきます。
今週のIMF・世銀総会では、記事が指摘するように日米を含む主要国の財務相と中央銀行総裁が意見を交わす機会が増えるだけに、議論の動向に十分注意する必要があると思います。