本当は「富裕層」にかなりの需要があるのに…日光「400万円ツアー」はなぜ失敗したのか、その「意外な原因」
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注目のコメント
日光の400万円ツアーが失敗した原因はヘリコプターによる自由な移動が出来ないだけではありません。
2/25付下野新聞の記事『「400万円奥日光ツアー」申し込みゼロ 富裕層向け、値下げや期間延長も売れず 県、販売遅れやPR不足が要因か』にもコメントしましたが基本的に行政主導マーケティングの失敗です。
https://newspicks.com/news/9628573/?ref=user_2720028
何があっても参加したい価値がそのツアーにあれば、ヘリ移動が出来なくても他の交通手段を使って来てくれます。富裕層に対して移動手段の利便性向上は重要なことですが、それ以上に上質な滞在価値を提供することが必要です。純粋にマーケティング力の無さだと思います。
著書を読んではいないのですが、まさに富裕層にきちんとした調査と情報発信、そしてリーチができていないからなのではないでしょうか?
また、富裕層であればあるほど、コストに対する感覚はシビアになり無駄遣いは決してしません。
400万円の価値があれば払うと思いますし、なければ払わないと思います。基本的なマーケティングの4Pを整理してからだと思います。>2023年に栃木県が成田空港などから奥日光までヘリで移動し、ザ・リッツ・カールトン日光に2泊するツアーを400万円で売り出し、一件も成約がなかったことがニュースとなった。奥日光はニモベイと同じく、フライフィッシングが盛んである。もし航空法が改正になり、縦横無尽に清流に降り立てるヘリフィッシングが奥日光でも可能になったら、高額なツアーでも販売できるに違いない。
富裕層=釣りをする人、ではないと思うので、記事タイトルの『本当は富裕層にかなり需要あるのに』は違和感。
私は日光や奥日光は旅行や登山で何度か行ったことありますが、場所としては確かに良いところ。