「問題はこれで終わった」 イラン代表部、攻撃は今回限りと示唆
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イスラエルにすれば、イランがぶん殴ってきておいて、「これで終わりな、手打ち手打ち」と言ってくれば、ふざけるな、ということで、殴り返すでしょう。
イランの理屈としては、シリアにあるイラン領事館にいた革命防衛隊幹部7名がイスラエルの空爆で殺害されたのだから、最初に殴ってきたのは、イラン、ということになります。
さらにイスラエルの方の理屈を見ると、殺害したイラン革命防衛隊幹部7名は、ガザ地区、レバノン、シリア、イラクからイスラエルを攻撃する指揮をとっていたのだから、正当防衛のための殺害だった、ということになります。
おおよそ、こういうお互いの理屈はどんどんさかのぼることができます。
イスラエル政府としては、イランが攻撃をしてくればイランに反撃する、と先週から明言していたし、そのうえでイランは攻撃してきたのだから、反撃しない、という選択肢はありません。
どちらが先に殴った、という理屈よりも、反撃すると言っていたのに反撃しないでは、イスラエルがナメられます。
人口1000万(内、ユダヤ人は700万人)のイスラエルが、4億人ものアラブ人、イラン人の中東諸国に取り囲まれて、繁栄を享受しているのは、「イスラエルに手を出したら半殺しにされる」というのが中東の常識になっているからです。イスラエルの思惑は、米国を戦争に引きずり込みたい、イランはメンツさえ立てば何としてもそれを避けたい、こういう観点で見ると理解しやすいと思います。このニュースも、まあそりゃそうですな、だと思います。大手マスメディアは恐怖心を煽ってニュースを高く売りたい傾向がありますね。
ハマスやイランの罠にイスラエルがハマっていっているようにしか見えないですね… 今回のもシリアのイラン領事館へ爆撃して革命防衛隊幹部7名を殺害という国際法無視の暴挙に対してイランの反撃は比較的抑制的。
ここで更なる反撃とかしていくと、パレスチナでの非人道的な攻撃と合わせて世界的なイスラエル批判が高まりまくるのは必須。米国もいつまでも庇えず国際的な孤立化は不可避に。これがハマスとイランの戦略なら完全に踊らされてますね…