9年後に1世帯平均2人未満に 独居の世帯増加 国の研究機関推計
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独居老人がなるべく自立した生活を長く送れるようにする事は非常に大きな課題です。
私はオーダーメイドで家具を作っていますが、足腰の弱ったお年寄り向けに受注製作する機会も多いです。
市販されている家具は、基本的に健常者に適した人間工学に基づいて設計されていますが、高齢になると体に合わなくなって来るケースがよく見られます。
椅子から立ち上がるのも困難になり、知らずうちに介助が必要となって、余計な人手がかかります。
昔、スウェーデンに研修に行った時、向こうの公共施設にはお年寄りでも立ち上がりしやすい椅子などが多く設置されていました。
本当は、お年寄りの住まいから、QOLを下げないデザインに変えていく必要がありますが、日本の、特に都市部となると土地の狭さもあって、なかなかハードルは高そうです。
Newspicksコメント欄を見ると「この国は高齢者を優遇し過ぎ」との意見を普段からよく目にしますが、むしろ公共インフラやサービスに関しては今のうちから投資して置かないと手遅れになるでしょう。
独居老人がこのまま増加すると、将来は支援してくれる若い人材は確実に供給不足となり、頑張って自立を維持しつつ、周囲の高齢者たちとコミュニティを形成し支え合って行くしかありません。
注目のコメント
かなり衝撃的な予測値です。主たる理由は、「団塊ジュニア世代」の未婚者割合が前世代に比べて、高いことによります。私もこの世代に含まれますが、政府の政策課題から置き去りにされた年代を取り巻く状況の厳しさを、改めて予感させます。
1971(昭和46)年~1974(昭和49)年に生まれた団塊ジュニアは、年間200万人に上ります。現在50歳前後を迎えた、このボリュームゾーンが2050年には75歳前後になるわけです。
高齢化したおひとり様をサポートする環境づくりが、向こう十数年間で不可欠となります。