マスク、ダイモン両氏のAI予測と人類の未来
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"人間より賢いAIが出てくるかどうか"は、いつも熱い議論が交わされるテーマの一つですが、統一見解がいつまで経っても出てこないのは、「賢い」とはなにか、もっと言えば「知能」とは何かの前提についてのスタンスが論者によって異なることがあります。
古くはその判断にチューリングテストが用いられたなどもありますが、例えばChatGPTで言えば、あくまで確率論的に単語の連続を吐き出していることを踏まえて、それでも「人間らしい回答していることから知能がある」と捉えるのか、「決して意味を理解しているわけでないことから知能はない」と捉えるのかは、いずれも正しくもあり、誤りでもあります。
人間の知能とは何か、賢さとは何かという哲学的な問題に答えを見出すことは難しいと思いますが、こうした議論が人間というものを再定義することにつながっていくのだと思います。
注目のコメント
生成AIの課題の一つである信頼性さえ向上すれば、ホワイトカラー業務は激変する可能性が高いです。さらロボットAIの性能が向上すると、全業界に破壊的なインパクトがありそうです。
その鍵となるのがエージェントAIです。予測AI、生成AI、そしてエージェントAI。GPT-4でもその萌芽はありました。きっとGPT-5で、メタ推論や計画立案が実用レベルになり、エージェントAIの初期版と呼ばれる予感がします。
でもマスク氏はいつも盛り過ぎですね。来年に人間を超えるは、さすがにないでしょう。面白い議論ですね。ただし、議論は来年末までの話であり、その先については議論されておらず、いずれAIが人類の脳を越えるという点については異論の余地はないのでしょうか。
人類の知能を超えると判断する場合、それはどの様に評価されるのかに興味があります。単純計算の様に機能を切り取って評価すれば、とっくの昔に人類を凌駕しています。また、人類を超える場合、どこまで規制する事ができるのでしょうか?
ロボットが人類の様に感情を持ち、話をする様になれば、ロボットの人権(?)の議論も進むかもしれません。
人類を超えるAI作りは、新たな種を誕生させることに近いのかもしれません。