マンション「第三者管理方式」で、 管理会社は自社グループへの工事発注もやり放題…! 修繕積立金がどんどん足りなくなる「必然」【マンション管理クライシス #3】
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当該記事のようにメディアが第三者管理方式のことをネタにする(=利益相反行為だと言って管理会社を叩く)のをよく見ます。私自身、「外部専門家等の活用のあり方に関するワーキンググループ」に入られている方とも交流していますし、WGの検討内容も読んでいますが、基本的には管理会社の利益相反行為および現状の区分所有法や標準管理規約・適正化法にに対して細かく問題点を議論していると感じています。(管理会社の肩を持つような内容ではないです)
私が第三者管理方式に対していつも思うのは、記事に出ている
>そもそもマンション管理に関心が薄く、その負担を避けるために第三者管理方式の
>マンションに住んでいる住民(組合員)が、管理会社による管理を吟味して、
>最終チェックの役割を果たせると期待すること自体に、論理的な矛盾があります。
このポイントです。つまり、「関心がないから、少々高くても適当にやってくれればいい」という考えなわけで、そう言っている人たちのお金の使い方について、外野がとやかく言うのはどうかと思います。本当に興味があれば、第三者管理方式であろうと意思表示も意思決定もできますから。