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台湾 地震直後の映像 震源は台湾東部花蓮県でマグニチュード7.4を観測

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  • 国内航空会社 気象予報士

    台湾東部の花蓮付近で発生した地震で、米地質調査所のデータではMw7.4、発震機構は逆断層型と解析されていることから、プレート同士がぶつかる力によって発生した地震と考えるのが自然です。

    台湾は大陸側のユーラシアプレートと太平洋側のフィリピン海プレートが共に軽く、日本のように海側のプレートが沈み込むのではなく、互いに衝突する境界部分にある島です(あえて日本で例を挙げれば、伊豆半島と本州のような環境です)。乱暴な言い方をすれば、プレート境界での地震が陸上で発生するような場所です。したがって台湾は日本のように地震が多い場所で、1999年には台湾中部でMw7.6の大地震が発生したほか、M6クラスの地震は毎年のように発生しています。

    台湾は日本とほぼ同じ基準の震度階級を用いているため、NHKなどでも報道されていますが現地の震度がおよそ日本と同じ感覚でつかえるメリットがあります。今回台湾では広い範囲で震度5以上、花蓮付近では震度6強を観測した場所がありました。

    津波については、台湾の花蓮で1mの津波を観測したと米大気海洋庁(NOAA)から発表されていますが、日本時間11時現在の情報として津波のピークは超えつつあるとしています。日本でも一時津波警報が出ましたが、現在は注意報に切り替えられています。

    先島諸島と地震の関係についていうと、津波によって運ばれた思われる数m四方の巨石がごろごろ転がっている場所があり、数百年おきに巨大津波が襲っている証拠として捉える向きもあります。問題は津波をうむ巨大地震の発生源がいまだに掴みきれていないことですが、今回のように台湾付近も震源として想定しなければならないのかもしれません。


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