マッキンゼーが一部社員に提案、9カ月分の給与受け取って退職を
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アップ・オア・アウトは、コンサルタントのレベルを維持するために必要なアクションとも言える。レベルが落ちて迷惑を被るのはクライアントであることは忘れてはならない。プロとして。
マッキンゼーのような会社に入社できた人にとっては挫折かもしれませんが、会社と個人には相性がある。コンサルという職種に合わなかったというだけです。
私は大手メーカーで31年間勤めて独立しましたが、もう一度やり直せるなら一度はコンサルのような職種で働きたかったとも思うが、コンサル経験者の話を聞くと「それだけ」で終わるより、色んな職種で働くことで新しい自分も見えてくるだろう。
すぐに転職先を探すより、9か月分の給与をもらって半年ぐらい世界を見てきたらどうでしょうか。グローバルでは、単に個人のパフォーマンスが原因の場合は、パッケージは難しいですが、今回のように会社都合で人員削減の場合は、勤続年数に従って、パッケージの額は代わります。
さらに、イギリスでは、会社都合の場合は非常に複雑なレギュレーションがあり、例えば「不公正解雇」の可能性があれば3ヶ月以内に出訴しなければいけないなどあるため、今回もしっかりとレギュレーションに沿った対応だと思います。
レイオフは、決して悪いことではなく、こういったことがきっかけで新たな道も見えてくるわけで、想定外の変化を柔軟に受け入れるポジティブ思考が、変化が多い現代には特に大切ですね。