マッキンゼーが一部社員に提案、9カ月分の給与受け取って退職を
AI要約(β版試験運用中)
- 1マッキンゼーは一部の従業員に9カ月分の給与を受け取って退職する提案を行った
- 2対象者にはキャリアコーチングサービスなどのリソースも提示されている
- 3昨年には1400人の人員削減を行い、積極的な募集や採用を継続している
コメント
選択しているユーザー
高収入のプロフェッショナルファームでは普通の話じゃないんですかね。パフォーマンスの成長が見込めない人には、かなりの金銭的補償をする代わりに退職していただく。日本の法制上では早期退職制度っぽいですが、(水面下でなく堂々と)指名でやるところが違う。
日本でも以前、ホワイトカラーエグゼンプションとかで、一定額以上の年収の方には金銭補償を前提に退職を促すことができるようにするとの動きがありましたが、マスコミの大反対で挫折しました。
高収入を得ておきながらパフォーマンスの上がらない人に辞めていただくのは、会社としても、また同僚・部下・後輩からしてもある意味当然かと思います。高収入の人まで過剰に雇用保護することになってしまっている解雇規制は緩和しないと、(ハイスペック)労働市場は活性化せず、能力の高い人の活躍の場を奪い、社会の生産性停滞の一因になっていると思います。
注目のコメント
アップ・オア・アウトは、コンサルタントのレベルを維持するために必要なアクションとも言える。レベルが落ちて迷惑を被るのはクライアントであることは忘れてはならない。プロとして。
マッキンゼーのような会社に入社できた人にとっては挫折かもしれませんが、会社と個人には相性がある。コンサルという職種に合わなかったというだけです。
私は大手メーカーで31年間勤めて独立しましたが、もう一度やり直せるなら一度はコンサルのような職種で働きたかったとも思うが、コンサル経験者の話を聞くと「それだけ」で終わるより、色んな職種で働くことで新しい自分も見えてくるだろう。
すぐに転職先を探すより、9か月分の給与をもらって半年ぐらい世界を見てきたらどうでしょうか。グローバルでは、単に個人のパフォーマンスが原因の場合は、パッケージは難しいですが、今回のように会社都合で人員削減の場合は、勤続年数に従って、パッケージの額は代わります。
さらに、イギリスでは、会社都合の場合は非常に複雑なレギュレーションがあり、例えば「不公正解雇」の可能性があれば3ヶ月以内に出訴しなければいけないなどあるため、今回もしっかりとレギュレーションに沿った対応だと思います。
レイオフは、決して悪いことではなく、こういったことがきっかけで新たな道も見えてくるわけで、想定外の変化を柔軟に受け入れるポジティブ思考が、変化が多い現代には特に大切ですね。