米ISM製造業景気指数、3月は1年半ぶり拡大 投入価格も上昇
AI要約(β版試験運用中)
- 13月の製造業景気指数は前月から上昇し、1年半ぶりに拡大を示す50を超えた
- 2製造業部門の雇用は低迷し、投入価格が上昇する中でも生産が急回復し、新規受注が増加した
- 3新規受注指数や生産指数が改善し、価格圧力が高まっている時期に金利に影響を与える可能性がある
コメント
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金利操作という金融政策は、一つだけ
企業にブレーキをかけつつ、労働者にアクセルを踏むことは不可能
大統領選のさなかに、きめ細かい対応はできないと推察されますので、今後波乱がありそう
注目のコメント
2月までは低迷していたのに、3月が突然大きく改善しました。これは中国の製造業PMIとよく似た動き。もしかしたら、世界的な製造業の調整局面が終了したのかもしれません(まだ断定できませんが)。
米国経済は、ノーランディングの後、ソフトランディングではなく再加速に向かい始めた可能性が出てきました。価格指数は2022年7月以来の高水準で、これはFRBが慌てて利上げを始めた時期と重なります。新規受注も増加しています。問題は、在庫が増えていることをどう評価するかです。売れ行きが鈍って在庫が増えたなら、意図しない悪い在庫です。しかし、企業が先々の販売増加を見込んで意図して在庫を積み増したのなら、良い在庫です。今回は良い在庫増加=景気の再加速の可能性が高いと思います。