楽天G、フィンテック事業再編に向け協議開始-10月目指す
AI要約(β版試験運用中)
- 1楽天グループと楽天銀行はフィンテック事業再編に向けて協議を開始し、再編の効力発生は10月を目指す
- 2楽天Gは協議の結果として再編を実施する場合、楽天証券HDの上場を行わない可能性について楽天証券HDと協議し、再編実施の場合も楽天銀株は上場を維持するとしている
- 3楽天G株は発表を受けて、午後の取引で一時前週末比5%高の892.4円と、約2年ぶりの日中高値を付けた
コメント
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再編ストラクチャーは現時点のリリースでははっきりしないが、金融持ち株会社を設立して、銀行等の各金融会社の株式交換を行う形がオーソドックスかと。
荒井プロの仰る通り、フィンテック事業再編は言い過ぎ。フィンテックの解説にエコシステムというフレーズが使用されがちなので、その文脈ですね。
注目のコメント
楽天証券をそのまま上場させるか再編するか、金融グループとしての事業面だけでなく楽天グループとしての財務面も関わるので楽天グループにとって簡単な決断ではないでしょう。
楽天グループはモバイル事業の投資が重く、モバイルが収益化できるまでの資金をいかに用意するかが目下のところ最大の課題です。そのためあまり印象は良くなくとも親子上場をして資金集めをしています。その代表が楽天銀行のIPOだったわけです。個人的に、楽天グループでは金融事業を称してFintech事業と呼ぶほど革新的かつ先進的な金融サービスを提供しているとは思えません。
むしろ、かなりオーソドックスな金融事業であり、それは国内最大級のECサイト楽天があることが最大の強みと理解します。
金融事業そのものの先進的な変革を目論むのであれば、金融ファーストの着眼点が必要かもしれません。
追記
常に比較されるAmazonを見てみると、個人的に上手いサービスだなぁと思うのはAmazonPay。
利用頻度が低いECにはクレジットカードを登録したくないけれども、利用ログをきちんと管理したい人にはよく出来たサービスだと思っています。
AmazonはEC主体だからこそ生み出したサービスだと思いますが、楽天グループは、こういう視点で見ると、金融事業はどっち付かずというか、結局、オーソドックスだと思います。