【世界が訪れる東北へ】訪日旅客視点の広域連携で東北のインバウンド受入を加速させる!国立公園の活用やガストロノミーを軸としたツーリズムで更なる商品展開をスタート
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西谷氏と出会ったのは、彼が弘前市で12年前に「たびすけ」を創業した頃でした。その時から抜群のセンスと実行力でツアーを仕掛けていたのですが、当初は時代が彼に追い付けずツアーが売れずに苦戦していました。相談を受けた時の私からアドバイスは「ツアーを100作れば、その内の5~10は売れるツアーが残るから頑張れ!」だけでした。彼はその後、本当に100以上のツアーを企画し、本当に売れるツアーが1割ほど残ったと笑顔で報告してくれたのを覚えています。
今は東北を中心に日本中から引っ張りだこの売れっ子になり、時々セミナー等で一緒に登壇した時に横から全身真っ黄色の姿で熱く語る彼を見ていると、心から嬉しく、頼もしく思います。これから益々活躍してくれることを確信しつつ、彼には次世代を育てくれることにも期待したいです。訪日旅客にとって市町村や都道府県の境界線はあまり関係のないもの。旅人視点では当たり前なのですが、日本はどうしても「予算」が優先順位の1番にきてしまう。
この時期(4月頃)になると「どの予算を取る」の話ばかり。もちろん行政予算は大切で、有意義に活用したいですが、事業においても大切なのは「終わった後どうするか」。
DMOの未来や批判の話が目立ちますが、シンプルに「魅力的な旅行商品を作って売る」が大切で、その為に必要なネットワークや商品開発は、きっと予算(という制限された枠)だけではできないし継続が難しいわけで。
何よりも、インバウンドに関わる人たち自身がもっと旅をしないと、訪日旅客が満足できるサービスは作れない。みちのく潮風トレイルもそう。歩いた事もない人たちが予算だけ確保して「あーすればいい、こーすればいい」と言っても説得力がない。
とか色々と考えて、DMC機能をもっと高め、よりシームレスに事業展開していきたいと思います。言うのは簡単で、内容は「そんなの誰もが前から知っている」という事。でも実践できるか?できていない地域がまだまだ多い。悩みも課題もてんこ盛りですが、まずは言葉にしないと始まらない。楽しみながら一歩一歩進めていきたいと思います。