パレスチナ新内閣発足 ガザ戦後見据え、統治課題

コメント

選択しているユーザー

• 小島 彰悟

  筑波大学 理工学群数学類

  ・2024年04月01日

  ドイツ現地の人にとっての“ナチス”がどんなものなのか日本人が理解するのが難しいように，日本にとって“原爆”がどんなものなのか他国の人が理解するのは難しいのだろうか．

注目のコメント

• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2024年04月01日

  パレスティナ人の政治勢力は、
  故アラファト議長が創設し、今はヨルダン川西岸地区を統治しているファタハと、
  ガザ地区を統治しているハマースが2大勢力です。
  
  首相に任命されたムハンマド・ムスタファ氏はそのどちらでもなく、もともと米国で育ったパレスティナ人です。世界銀行などで勤務し、投資の専門家として、サウディアラビアやクウェートの政府系ファンドでも働き、自身も財を成した、パナマ文書に名前が上がるほどの人物です。
  
  現在、ファタハとパレスティナ政府には、ハマース後のガザ地区を統治する役割が期待されています。
  　イスラエル政府と米国政府としては、実質的にはイスラエルの占領下に置くものの、パレスティナ人のトップを傀儡として立てておく、という方針です。
  　ハマースは、ガザ地区での統治を続けることに執着しており、武力によってでも阻止する構えです。
  
  ムハンマド・ムスタファ氏が新たに首相に任命されたのは、前の首相が、このガザ地区での傀儡トップの役割を嫌がって辞任したからで、恐れをなしたのか、傀儡になるのが嫌だったのか、とにかくやりたがる人間がいない困難な役割がムハンマド・ムスタファ氏に任されることが想定されています。
• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2024年04月21日

  がざの戦後は全く見えない。