「あの人は地頭がいいよね」と一目置かれる人と「ロジカルなだけの人」の決定的な差とは? - 「コンサルティングファームに入社したい」と思ったら読む本
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①ファクトベースかつ論理的である(ロジカルシンキング)
②独自の考えや切り口・視点がある(洞察力)
③考えて話し出すまでの時間が短い(思考スピード)
というのがこの記事を書いた人の言いたいこと。
私の考えは、
①はその通り
②は洞察力というより、縦割りの分野を打ち抜いた横断的な知の解放、無限の引き出しを瞬時に開け閉めして独自に繋げる能力、その前提としての圧倒的な記憶力。
③そして考えて話し出すというより、課題を瞬時に発見し、発見と同時に工程を含めて戦略を打ち出せる瞬発力・反射神経。
です。
加えていえば、地頭がいいよねと言わせるには、相手が瞬時に腹落ちする表現でレスポンスできるか、にかかっている、と私は思う。
そのためには、
④同じことを1万字でも、1250字でも、500字でも、1行でも伝えられる表現力。
小説を俳句にしたり、その逆をしたりする言語力です。知性を感じさせるスキル
事実をロジカルにまとめるだけでは個人差はほとんどないですから。そんなことはAIがあっいう間にできますしね。
独自の視点で創造的な関連性を見出し、新しい発見をしたり考えたりすることが大事。そのために常に創造的な欲求を持ちましょう。①の前に、
"事象"や相手の整理されていない"発言"を、瞬時に構造的に理解するセンス
だと思います。
昔はコンサルティングファームに憧れたものでした。実際に転職活動して、あるファームから内定を頂いたこともあります。
色々あって転職はしなかったのですが、その前もその後も、仕事で少しばかりお付き合いのあった有名コンサル会社の方々を振り返ると、
単に整理が上手いだけなんです。
なぜ整理が上手いかといえば、「構造的に理解」してるからなのです。構造的に理解して、「物事の前提」を見出すからなんですね。
"単に" と言うほど簡単では無いですが、①のファクトベースで考える為に、どう構造的に整理して前提を見出すか。
その上で、他業界や他社の動向など知見を組み合わせつつ、前提を疑い、それを覆すような(ある意味、単に逆にする)施策提案とすることで、②独自の視点 「のようなもの」をクライアントに返してくる。
これに気づいた私は、ロジカルシンキングなどを常に意識して(トレーニングして)、日頃の業務にあたってきました。
その結果、(もちろん専門的にそれしかやってないコンサルには全く敵いませんが)少なくとも言われっぱなしにならない程度に同じ目線で会話できますし、意見も言えるようになりました。
又、マネジメントする上でもとても役立ってます。
つい昨日も、私のチームを離れる先輩の挨拶で「あなた(私)はここが専門では無いのに、的確な問題整理と指示、リーダーシップで、このチームはここまでやってこれた」と言ってくれて、お世辞・社交辞令と分かっていても、ちょっと嬉しかったです。